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【グルメの迷宮】イシコ気分で多国籍ランチ◆池袋[サクラカフェ池袋]

11/06/06 |散歩の達人編集部より|

 本誌で春先から連載の始まったイシコさん(『朝評論家イシコ』参照)は、世界を股にかけてのんびり散歩を楽しんでいる、大散歩の達人である。その活躍ぶりは、ドラエモンの「どこでもドア」を持っているとしか思えない。絶対そうに違いない。

 この夏、世界散歩をまとめた本も出されるので、大散歩の詳細はそれを楽しみに待つとして、うらやましいのはやはり「どこでもドア」である。

 あれを使って、毎日世界各地に出没できたら、夢のようなランチ体験をできるではないか。「どこでもドア」を使ってランチだけかよっ、という指摘はこの際スルーさせて頂く。

 そして、無理はわかってんだけど、ある平日の昼間、なんだか世界ランチ気分に取り憑かれた自分は、自宅玄関の「どこにでもあるドア」を開けて、北池袋へ向かったのである。

 

 副都心線の登場で、ますますこんがらがってきた池袋駅の地下構内を進む。まず目指すは副都心線の改札近くにあるC6番出口。地味めなので通り過ぎないようにね。

 地上に出ると、角に大きなマルイのある駅西側の交差点である。この交差点をマルイを背にして北の方へ大通りを進んでいく。やがて右手に「YU! TAIRIKU(遊大陸)」というバブリーなパチンコ店が見えてくるので、その建物のある角を左折する。左斜め前方に、大通りと平行して続く裏筋があるのでここに入る。

 視力がよければ、通りの左側奥に、赤い屋根のオープンテラスが見てとれることだろう。

 今回のお目当て、「サクラカフェ池袋」である。

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 そもそもここは単独の料理店ではなくて、「サクラホテル池袋別館」のオープンテラスカフェである(本館は斜め向かい)。タダモノのホテルではなくて、だからといってこの周辺に点在する、ウッフンお色気系でもなくて、安価な海外観光客向け宿泊施設として知られるホテルチェーンの1軒なのである。年間約3万人、世界各国約100ヵ国以上の外国人を迎えているとか。もちろんジャパニーズも利用可。

 サクラカフェ池袋は、ホテルの施設ではあるものの、誰でも利用できて、しかも24時間営業ときている。しかも宿泊客は世界各国のガイジンさんたちであるから、ディナーやバータイムとなると、世界中の言葉が飛び交うこととなる。また、毎月店主催の国際交流パーティーFIESTAなども行われている。庶民派文化交流のるつぼなのである。

 

 そんなノリの店だから、ランチも庶民的にワールドワイド。世界各地の宿泊客の声などにも耳を傾け、週替わりで毎週3カ国(当然日本も含む)の料理を供している(平日のみ)。

 注文は、オープンテラス中程の扉の先にあるカウンターに行って注文するスタイル。

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 あとは好きなテーブルに座っていればやがて持ってきてくれる。その日注文したのはランチA、ポルトガルのお袋の味という「ハチノスと白隠元豆の煮込み」¥880。コーヒーor紅茶付きで、これはカップを渡されたら自分でサーバーからどうぞ。

 カウンターの横には、美味そうなオリジナルケーキ類と、世界のビール60種なんていうのも冷凍ケースに並んでいる。もちろん朝でもランチでも注文できる。 

 注文を終えて、コーヒー片手に、適当な席に着く。昼時には少し早めだったので、テラスカフェはがらがらだ。初夏の青空の下、風がゆるゆると通りすぎていく。テラスからの外の眺めは、別にどおってことはないのだけど、心地よいのんびりした時間が過ごせる。

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やがてやってきた「ハチノスと白隠元豆の煮込み」がこれ。

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 ボウル皿いっぱいの煮込みは、なかなかのボリューム。素朴な味わいが店の雰囲気とマッチしている。大根と人参の千切りドレッシングかけもなかなかのもの。軽く暖めたフランスパンともども、いい塩梅に満腹となった。

 

 「どこでもドア」はいつの日か手にいれるとして、多国籍ランチはとりあえずここで楽しめるからいいや、と思いつつケーキを追加注文するお気楽者なのであった。

 

(写真・文=奥谷道草)

 

 

DATA サクラカフェ池袋

 

ランチ 週替わりのメニューによるが850円〜900円ぐらい。 豊島区池袋2-39-10 サクラホテル池袋別館1F 電話03-5391-2330(ホテルのフロントなので、カフェを呼び出してもらう)  営業時間 24時間営業(ランチは平日の11:30~16:00) 無休 http://www.sakura-cafe.asia/ikebukuro/