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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2012/04/12更新・2012年5月号より

JR北海道 733系通勤型交流電車

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札幌圏に導入される新型車両の733系 721系・731系と同様にステンレス車体を採用
 JR北海道は,札幌圏向けの新型車両として733系通勤型交流電車を製造した。同社では,2010(平成22)年にアルミ合金車体を寒冷地で検証するために735系3両編成×2本を試作しているが,733系の車体は,721系・731系と同じステンレス鋼としている。
 733系は,旭川・室蘭方からクハ733-100-モハ733-100-クハ733-200の3両編成。車両性能は731系・735系に準じており,735系で採用した全電気ブレーキも導入されている。運用面では,他形式の721系・731系・735系との併結も可能としている。
 車内空間を広くすることで定員の増加が図られている。また,優先席の腰掛布地はオレンジ色としてエリアを明確化したほか,車椅子対応便所には開口幅の大きいタイプが採用されている。このほか,低床化による乗降口のステップレス化,吊り手・手すりの増設,低位置吊り手の採用は,735系の仕様に合わせられている。
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低床化で735系と同じくステップレス化を実現 腰掛布地は北海道の草原をイメージしたグリーン系で優先席も明確化    

京浜急行電鉄 新1000形(11次車)

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室内灯にLED照明を本格採用した新1000形は11次車として区分された
 京浜急行電鉄は,2012(平成24)年3月19日から新1000形増備車(6両編成×1本)の営業運転を開始した。客室・乗務員室のすべての灯具にLED照明を本格採用したタイプの編成で,11次車として区分されている。
 同社では,2009(平成21)年12月から2100形・2000形・新1000形の一部車両においてLED照明の試験を行なってきたが,今回登場した6両編成(1313~1318)より,全車両の室内灯に正式に導入した。従来の蛍光灯に比べて,消費電力を約35%削減できるとしている。
 LED式の室内灯は,今後登場する新造車への採用が決定している。なお,既存の車両は更新工事にあわせた導入が計画されている。
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客室の灯具数は先頭車18台・中間車20台 このほかは車内案内表示器に液晶式を採用
灯具は東芝製
 LED照明を使用している旨の表記が各車両に掲出されている

京阪電気鉄道 13000系(一般車両)

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京阪電車の最新型車両は13000系 車両全体のデザインコンセプトは優等列車用車両の3000系を踏襲
 京阪電気鉄道は,2012(平成24)年4月14日に新型車両の13000系をデビューさせる。
 13000系は一般車両で,4両編成×5本の製造を計画。順次投入して宇治線を中心に運用し,4両編成の2600系を置き換えていく。
 13000系では,環境への配慮として電力量を2600系より約35%削減。バリアフリー対応では,荷棚を低位置化したほか,側扉端部と出入口足元をオレンジ色で着色して出入口の識別を容易にした。また,内装は角部を減らして安全性に配慮。腰掛は座面幅を一人あたり470mmとして,サービスも向上させた。
 なお,13000系は京都方の13000形をMc1・Mc3,大阪方の13050形をMc2・Mc4に小分類し,Mc3車とMc4車の間で連結することで8両編成での運用も想定している。
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外観との調和が考慮されたインテリア 萌黄色を主体にサブカラーに墨・アクセントカラーに橙を配色
車椅子スペースは各車両の大阪寄り山側に配置 優先席も大阪寄りの配置  

由利高原鉄道 YR-3000形

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由利高原鉄道が導入した新型車両のYR-3000形
 由利高原鉄道は,新型車両YR-3000形を製造した。2011(平成23)年度は1両の製造で,2012(平成24)年4月1日にデビューした。
 YR-3000形は松浦鉄道のMR-600形がベースで,製造は日本車輌製造。車体長18m級の車両を2013(平成25)年度にかけて毎年度1両ずつ(計3両)を導入することで,既存の15m級車両のYR-1500形3両を置き換える。
 外観は1両ごとに配色が異なり,1両目は,鳥海山麓に広がる田園・草花・木々をイメージした緑が基調色。腰掛の柄も外観の基調色にあわせられ,1両目では由利本荘市の民芸品『御殿まり』をイメージしたデザインとしている。
 YR-3000形は,低床化や車椅子対応設備を備えたバリアフリー仕様。なかでも半自動対応の側扉開閉スイッチは,第三セクター鉄道向け車両で初めて音声案内付きとなった。
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腰掛配置はセミクロス式 座席定員は4人用のボックス席とロングシートで計41名 乗降口付近は広めに設計されている
運転台 左手ワンハンドル式マスコンを採用  

わたらせ渓谷鐵道 WKT-550形(トロッコ車両)

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わたらせ渓谷鐵道の新イベント車両は自走式トロッコ車両のWKT-550形
 わたらせ渓谷鐵道は,自走式のトロッコ車両としてWKT-550形を製造した。新しいイベント列車「トロッコわっしー号」として,4月1日から営業運転を開始している。
 今回製造されたWKT-550形は1両(WKT-551)で,2011(平成23)年3月にデビューしたWKT-500形(WKT-501)と走行性能を共通化させている。運用に際しては,間藤方にトロッコ車両のWKT-551,桐生方に控車としてWKT-501を連結した2両が組成される。運転日は土曜・休日や夏休み・紅葉シーズンが中心で,1日あたり,桐生~間藤間に3本・間藤→大間々間に1本の2往復(冬季は桐生→間藤間と間藤→大間々間に各1本の1往復)が設定される。
 外装デザインは銅(あかがね)色をベースに,同社の意気込みと思いを込めた赤・橙色を窓周りに配置。金色のラインは,併結するWKT-500形にあわせている。
 また,側窓は全開放型で,開放時の悪天候に備えてカーテン式の雨よけ装置が設備された。車内には暖房装置も備えており,冬季は窓ガラスを取り付けて運用される。
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車内には木製の腰掛とテーブルが並ぶ 腰掛背面には“わっしー”をデザインしたアルミプレートを貼付 サービスカウンター わたらせ渓谷鐵道の各種グッズなどが販売される