主なカテゴリ
  • 時刻表
  • 雑誌
  • 書籍
  • こどものほん
  • 新書
  • 新聞
  • 会社案内 企業・書店様へ

ショッピングカートを見る

DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2012/09/14更新・2012年10月号より

JR東日本・JR西日本 北陸新幹線向け新型車両E7系・W7系の共同開発を発表


E7_01.jpg
スピード感を醸し出すシンプルな流線形の外観
 JR東日本とJR西日本は,北陸新幹線長野~金沢間開業に向けて,新型新幹線車両E7系(JR東日本)・W7系(JR西日本)を共同開発することを発表した。
 新型車両は12両編成で,金沢寄り12号車には東北新幹線E5系につづき『グランクラス』を導入するほか,アクティブサスペンションによる乗り心地の向上,バリアフリー設備の充実や客室への電源コンセントの設置,すべての洋式トイレに温水洗浄機能付き便座を採用するなどサービスの充実を図る。また,地震時の安全対策としてブレーキ力向上によるブレーキ距離短縮を実現する。
 先頭部は「One-motion line(ワンモーションライン=シンプルな流線形)」と名付けた,環境性能を考慮した空気力学的に最適なスタイル。カラーリングは,上部を北陸新幹線沿線の空の青さを示す空色とし,日本的な気品,落ち着きを示すアイボリーホワイトの車体に,伝統と未来的イメージの融合を表現した銅色(カッパー)と空色の帯をまとっている。
 インテリアにおいては,「グランクラス」では伝統を感じる空間と先進機能を持つシートにより居心地良く,ゆとりを感じられるように演出。
 JR東日本では2013年秋,JR西日本では2014年春に第1編成が落成する予定だ。
E7_02.jpg    
2号車(金沢寄り)にゆとりの空間を演出した『グランクラス』を導入

 

JR東海 “N700A”第1編成

N700A_01.jpg
外観はN700系と同様だが「安全」「信頼」「快適」「環境」の各方面でより進化した“N700A”
 JR東海の東海道・山陽新幹線用新型車両“N700A”(N700系1000番代)の第1編成が落成し,報道陣に公開された。
 N700系からのさらなる進化を意味する“Advanced”の頭文字“A”をあしらったシンボルマークが印象的な16両編成で,「安全」「信頼」「快適」「環境」の4つの価値の向上をめざしている。
 安全面では,新開発の地震ブレーキにより災害での停電時の停止距離を短縮し,停止距離やブレーキ力を車上で計算する高性能のATCを備えている。さらに,従来からの内周締結ブレーキディスクに替わる中央締結ブレーキディスクの採用で,ブレーキ力がN700系より15%向上している。
 信頼性の点では,ATC情報を活用して勾配やトンネルの影響を予測しながら速度信号に沿った制御を行なう定速走行装置を搭載し,ダイヤの乱れなどでの遅れ回復を補助するほか,先頭車両のバックアップブレーキ(予備ブレーキ),故障の早期発見に力を発揮する台車振動感知システムなども搭載している。
 車体傾斜システムの適用区間の拡大,セミアクティブ制震制御装置の改良などによって乗り心地を向上するなど,快適性も高めている。
 また,加速時に架線からの電力を変換してモーターに送り,減速時にはモーターから電力を架線に戻す主変換装置(CI)をさらに17%小型化して全電動車に採用することなどで消費電力を従来より低減し,環境面にも配慮されている。
 “N700A”は2012年度に6本,2013年度に7本が投入される予定で,これによりJR東海の新幹線車両の約7割がN700系タイプとなる。
 また,既存のN700系に対しても,中央締結ブレーキディスクおよび定速走行装置を搭載することとなり,2015年度までにすべてのN700系に対して改造が施される。
N700A_02.jpg N700A_03.jpg N700A_04.jpg

「A」のイメージでデザインされたシンボルマークが奇数号車にあしらわれる


運転席のマスコンハンドルの左側にある小さなボタンが定速走行装置のスイッチ

新たに採用された中央締結ブレーキディスクでブレーキ力はN700系より15%向上

近畿日本鉄道 23000系リニューアル車が運転開始

ise_01.jpg
赤を基調としたカラーリングで登場した23000系リニューアル車第1編成
 近畿日本鉄道の特急型車両23000系“伊勢志摩ライナー”のリニューアル第1編成が完成し,8月4日より運行を開始した。
 最初のリニューアルは23103編成で,赤と黄の2種類ある基調外観色のうちの赤をまとっての登場。
 ベージュのシートで上品なデラックスカー,楽しいデザインのサロンカー,海のイメージのレギュラーカーと内装も一新されて,伊勢志摩観光への楽しみを誘う車両となった。
ise_02.jpg ise_03.jpg  ise_04.jpg
ベージュの生地を使い上質で安らげる空間をイメージしたデラックスカーの座席 木目を多用したピンクの座席で明るく楽しいグループ旅行を演出するサロンカー レギュラーカーの座席は濃淡の青の組合せで伊勢志摩の海を表現

肥薩おれんじ鉄道 観光列車“おれんじ食堂”

Orange_01.jpg
落ち着いた紺色の車体に食堂車を想起させるシンボルマークを配した“おれんじ食堂”車両のデザインイメージパース
 肥薩おれんじ鉄道では,2013(平成25)年3月からの観光列車“おれんじ食堂”の運転開始と,同列車の車両デザインを発表した。
 “おれんじ食堂”は現有車両を2両改造し,車内にブッフェ(キッチン),ダイニングテーブル,ドリンクカウンターなどを設置。パーサー,アテンダントが乗務し,車内では地元の食材を使った料理を提供する計画で,全席指定制とする予定だ。内外装のデザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当する。
 運転計画では,八代~川内間を2両編成で1日あたり3列車の運転を予定。JR新八代駅までの乗入れ運転を検討している。