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DJ 鉄道ダイヤ情報

6月15日発売
特別定価:895円(税込)

新型車両:2012/12/13更新・2013年1月号より

JR貨物 EH800形900番代が完成

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今後函館地区で各種走行試験などを行なう予定のEH800形900番代
 JR貨物の試作電気機関車EH800形900番代(901号機)が完成した。
 EH800形は交直流機EH500形をベースに,2015(平成27)年度末に予定されている北海道新幹線函館開業時の青函トンネルでの新幹線・在来線共用走行に向け,共用区間と在来線区間の双方に対応する複電圧式で試作された交流専用機で,新幹線の保安設備にも対応。
 外観で特徴的なのが函館方前寄り車体下部の外側への張出し部分で,ここに新幹線デジタル無線LCXアンテナ,静電アンテナを装備している。その他,主変圧器や屋根上機器など各種機器類を共用区間に対応させている。新幹線のDS-ATCを搭載し,回生ブレーキも導入。また,地震時の対策として台車下部に逸脱防止用L型ガイドを装着。運転台には液晶式の速度計を新規に装備した。
 外装は従来の交流機と同じ赤を基調に,側面の白のラインで本州と北海道を結ぶイメージを,シルバーのラインで新幹線との共用走行でのスピード感を表現している。
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パンタグラフをはじめ屋根上機器は2万5000V対応機器を新規に搭載
車体側面の張出し部は新幹線デジタル無線LCXアンテナの取付け箇所
運転台部分 正面中央にある速度計は液晶式となった

JR東日本 E6系量産車第1編成が登場

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ロングノーズと大胆なカラーリングが特徴の「スーパーこまち」用のE6系
 秋田新幹線「スーパーこまち」用の新在直通電車E6系の量産車が新幹線総合車両センターで報道公開された。
 E6系は東京~盛岡間はE5系と併結して走行する。新幹線区間では,運転開始時点で最高300km/h,2013(平成25)年度末に最高320km/hでの運転を予定しており,下りの最速達列車で東京~秋田間を現行より5分短縮する。なお,在来線区間の最高速度は現行通り130km/hだ。
 量産先行車をベースとした7両編成で,東京方先頭車がグリーン車。VVVFインバータ制御,パンタグラフ,主回路,ブレーキなどで走行性能と信頼性の向上を図り,全車両フルアクティブサスペンション,車体傾斜制御などで乗り心地もアップ。先頭形状はトンネル微気圧波を低減するロングノーズタイプで,台車カバーや連結部の全周ホロ,低騒音パンタグラフなどにより環境性能も向上させている。
 塗装は,上部を茜色,下部を飛雲ホワイト,中央と上部のラインをアローシルバーとして気品と大胆さを表現。小野小町をイメージしたシルエットと320km/hの風を赤のウェーブ,現在から未来へのつながりをシルバーのループで表現したシンボルマークが側面に描かれている。
 インテリアデザインは「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキーワードに,「丁寧な拵えと誂え」をコンセプトとした。グリーン車は穏やかな落ちつきに満ちた空間として電動レッグレスト,可動マクラ,座席コンセント,フットライト,読書灯を備え,普通車は可動マクラや座席コンセント(車端と窓際)を備える。なお,量産先行車では普通車にも装備されていた読書灯はグリーン車のみとなり,場所もヘッドレスト部から荷棚下に変更された。改良型ハンドル形電動車椅子対応大型トイレ,防犯カメラ,対話式非常通報装置などでバリアフリー化とセキュリティ向上も図っている。
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E6系のシンボルマーク
電動レッグレストなどを装備したグリーン車  高揚感や自然の恵みを感じながら旅を楽しむコンセプトの普通車

JR東日本 烏山線で蓄電池駆動電車システム実用化

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烏山線に投入される予定のEV-E301系
イメージ提供/JR東日本
 JR東日本が試験車両“NE Train スマート電池くん”を使用して行なってきた蓄電池駆動電車システムの実用性の確認が終了し,2014(平成26)年春をめどに烏山線に先行車両2両1編成を投入して営業運転をする。
 蓄電池駆動電車システムでは,車両に大容量の蓄電池を搭載し,電化区間は通常の電車と同じように走行,非電化区間では充電した蓄電池の電力で走行する。これにより,気動車のエンジンから発生する排気ガスの解消や二酸化炭素排出量低減,騒音低減などの効果がある。
 烏山線では,下り列車は電化区間の宇都宮~宝積寺間を充電しながら走行し,宝積寺~烏山間を蓄電池の電力で走行。烏山駅に設置した専用充電設備で停車中にパンタグラフから充電した後,上り列車として蓄電池電力で宝積寺方面へ向かう。
 投入予定の車両はEV-E301系。それぞれにリチウムイオン電池を搭載したEV-E301形とEV-E300形の2両編成で,パンタグラフはEV-E301形に2基設置。片側3扉,ロングシートで,トイレはない。
     


 

東武鉄道 野田線に60000系を投入

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車体上部にフューチャーブルーの帯をまとった6両編成の60000系
イメージ提供/東武鉄道
 東武鉄道は野田線の快適性向上のため,既存の8000系に代わる新型車両60000系を投入することを発表した。
 60000系は50000系を基本に,「人と環境にやさしい車両」をコンセプトに新規に設計する20m車。VVVFインバータ制御,LED照明採用,アルミ合金車体による軽量化などで省エネを進め,現在の8000系と比べて電気使用量を約40%削減する。
 外観は,東武グループのロゴカラー・フューチャーブルーのラインに加え,ドア脇にブライトグリーンを配する。
 各ドアの上部には案内用液晶ディスプレイを設置し,行き先や次駅案内などを表示する。また,同社車両では初となる公衆無線LANサービスを実施する。
 編成は6両固定。6両のうち4両に車椅子スペースを設けてバリアフリー化を進める。
     
     

東京地下鉄 東西線05系14編成がリニューアル

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リニューアル工事が終了した05系14編成
撮影/結解 学(4点とも)
 東京地下鉄(東京メトロ)東西線用の05系14編成のリニューアル工事が施工された。
 4M6Tの編成形態は同じだが,自連力低減のためM車の位置変更が行なわれた。VVVFインバータ制御装置も更新され,主電動機は省エネ,低騒音,メンテナンス性に優れた永久磁石同期電動機(PMSM)に変更された。同じ東西線用の15000系との取扱い共通化のため,運転台が15000系ベースのものとなってワンハンドルマスコン化。TIS(車両制御情報管理装置)も直列伝送方式から15000系と同様の並列伝送方式として信頼性を向上させた。その他,ブレーキ機器などが一新され,冷房装置の能力強化もされている。
 車内では,各ドア上部にワイド液晶表示器を2個配置し,車椅子スペースなどが新設されたほか,シートの脇仕切り板を大型化した。
 正面と側面の行先表示器,運行表示器は15000系と同様の白色LEDとなった。
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ドア上部に液晶表示器を2個装備
更新されたVVVFインバータ制御装置は東芝製
同じ東西線用の15000系に準じてワンハンドルマスコン化された運転台