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DJ 鉄道ダイヤ情報

6月15日発売
特別定価:895円(税込)

新型車両:2013/02/13更新・2013年3月号より

近畿日本鉄道 50000系特急「しまかぜ」3月21日運転開始

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大阪難波~賢島間を約2時間30分,近鉄名古屋~賢島間を約2時間10分で結ぶ50000系観光特急「しまかぜ」
 近畿日本鉄道の新型特急用車両50000系による伊勢志摩観光特急「しまかぜ」が3月21日に運転を開始する。
 50000系は6両編成×2本で,大阪難波・近鉄名古屋~賢島間を,水曜を除く毎日2往復運転する(繁忙期などでは水曜も運転する場合もある)。
 両先頭車はハイデッカータイプの『展望車両』。前面に大きなガラスを配し,運転席越しに前面眺望を楽しめる。『展望車両』を含めて一般席は1+2列のデラックスカー仕様。シートは本革で電動レッグレスト,テーブル,読書灯,コンセントなどを装備。さらに,鉄道車両としては初めて,シート内部にエアクッションを設置し,腰部の硬さを調節する機能などを備える。
 3号車(ただし,近鉄名古屋発では号車の並びが逆になる)はカフェ席と販売カウンターがある2階建ての『カフェ車両』。
 4号車は『グループ席車両』として,4人用の和風・洋風の個室が1室ずつ,6人用のサロン席が3箇所設置されている。個室は寝台車を除けば日本最大の広さとなり,和風個室は靴を脱いでくつろげる掘りごたつ風,洋風個室はゆったりとしたソファが置かれている。
 車内には専属アテンダントが乗車し,乗客の出迎え・見送り,車内販売,おしぼりや記念品の配布などを行なう。車内販売では地域の名産物を使用した軽食などを販売する予定だ。
 途中停車駅は,大阪難波発・近鉄名古屋発共通なのが伊勢市,宇治山田,鳥羽,鵜方で,そのほか,大阪難波発は大阪上本町,鶴橋,大和八木,近鉄名古屋発は近鉄四日市に停車する。乗車の際は,通常の運賃と特急料金に加え特別車両料金(大阪難波~賢島間の場合1000円)が必要。また,個室は3~4名での販売となり,1室あたり1000円の個室料金が別途必要だ。
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『展望車両』は視界良好
『カフェ車両』には1階・2階にカフェ席があり,階段を昇降してアクセス 片側は通路になっている
 掘りごたつ風の和風個室 広さは寝台車を除けば国内最大

JR西日本 221系にリニューアル編成が登場

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完成した221系リニューアル車の第1編成
 JR西日本が進めている221系リニューアルの最初の編成が完成し,吹田総合車両所京都支所で報道公開された。
 221系は1989(平成元)年に登場し,合計474両がJR京都線・JR神戸線(東海道本線・山陽本線),大和路線(関西本線)などで活躍してきた。今回のリニューアルは,製造から25年が経過したため,今後の社会的ニーズの変化に対応し,安全性とサービスをさらに向上させることを目的としている。
 外観面では,貫通扉へのワイパー取付け,前面行先表示器設置,前照灯HID化,前面下部覆いの変更などが行なわれた。側面ドアの上部には水切りが設けられた。
 車内は座席配置が変更となり,ドア付近のスペースを拡大したうえ,補助席を設置した。また,ドア上部にはLED式次駅案内表示器と開閉チャイムを新設。つり革や握り棒が225系と同じオレンジ色として,つかまりやすいサイズに変更されたほか,車椅子スペースの新設,トイレの大型化が行なわれた。
 221系のリニューアルは,今後も順次進められる予定となっている。
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側面のドアには乗務員用,客用のいずれも上部に水切りが設けられた
座席配置も一部変更 つり革や握り棒はオレンジ色の大型のものになっている  ドア横の座席背面には補助席を設置 使わないときはドア周囲のスペースを広く取れる

JR東日本 日光線向け205系600番代が完成

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日光線に投入される205系600番代 3月16日のダイヤ改正から営業運転を開始する
 JR東日本大宮総合車両センターで改造工事を実施していた日光線用の205系リニューアル車(600番代)が完成した。
 205系600番代は,京葉線で使用されていた205系を改造した4両編成で,ラインカラーは現行の日光線107系レトロ車両にあわせたルビーブラウン,金,クリームの3色。107系と同じデザインのシンボルマークも側面に貼付している。
 先頭車は運行番号表示器がLED化され,分割併合を容易にするため連結器の下に自動電気連結器が取り付けられた。勾配区間での滑走防止対策として,2両の中間電動車に噴射式増粘着装置を装備。乗務員がペダルを踏むと,車輪と線路との間に増粘着材を吹き付ける。モハ205形ではパンタグラフがシングルアーム化されるとともに,霜取り用に第2パンタグラフが増設されている。
 座席はロングシートのままで変化はないが,宇都宮方先頭車のクハ205形に身障者対応大型トイレと車椅子スペースを新たに設けた。ドアは半自動となり,車内外に開閉ボタンが設置された。さらに,ドアには凍結防止用のレールヒーターも取り付けられている。また,車内の暖房容量も強化された。
 3月16日のダイヤ改正で,205系600番代は4編成16両が日光線に導入されて107系を置き換える。
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中間電動車に取り付けられた噴射式増粘着装置 運転台床面のペダルで噴射できる
車内はオールロングシート ドアが半自動化され,車内外に開閉ボタンが設けられた
 クハ205形には身障者対応の大型トイレを設置 向かい側は車椅子スペース