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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2013/03/13更新・2013年4月号より

JR東日本 211系長野地区向けリニューアル車が落成

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ブルーとグリーンの“長野色”ラインをまとった長野地区向け211系リニューアル編成
 JR東日本の長野地区向け211系リニューアル車の第1編成が落成した。
 一部の115系置換え用として,幕張車両センターの所属だった3000番代を転属のうえ長野総合車両センターで改造工事を行なっていたもので,2月21日には落成式も行なわれた。
 外観上は,車体のラインがブルーとグリーンの通称“長野色”に変更になったのが目立つ。また,長野地区の狭小トンネルに対応するため,パンタグラフが交換された。運転保安装置はATS-Psを付加。寒冷地での使用となるので,車内機器類へのヒーターの設置なども行なわれている。さらに,台車には粘着力増のためのセラミック噴射装置が取り付けられた。
 車内レイアウトには変更はない。定員は3両編成で,現在の115系3両編成と比べて増加となる。
 今後も同様のリニューアル工事が進められ,3月16日のダイヤ改正以降,211系は予備編成1本を含めた3編成×8本が順次営業運転に投入される予定となっている。
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車内のレイアウトには大きな変更はないが,ドア前床面には黄帯が敷かれた 台車には増粘着装置が取り付けられ,運転席のペダルで操作する  ATS-Ps用の速度計発電機も付けられている

JR東日本 レストラン列車“Tohoku Emotion”秋デビュー

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“移動するレストラン”として大胆なエクステリアデザインが施される“Tohoku Emotion”
イメージ提供/JR東日本(3点とも)
 JR東日本はデザイン,食,アートなど「新しい東北を発見・体験」することにこだわって,全席レストラン空間とした車両“Tohoku Emotion(東北エモーション)”を,2013年秋以降に八戸線で運転することを発表した。
 同社では単なる移動手段ではなく,列車に乗ること自体が目的となるような魅力的な列車づくりを進めており,“Tohoku Emotion”もその一環。大船渡線で運転中の“POKEMON with YOUトレイン”,2013年冬以降に釜石線で運転開始予定の“SL銀河鉄道(仮称)”に続く新列車第3弾となる。
 キハ110 系気動車の改造による3両編成。1両がコンパートメント個室席,1両がオープンダイニング席となり,もう1両は,料理を味だけでなく視覚でも楽しんで旅行の思い出にできるよう,乗客の目の前で調理を行なうライブキッチンスペースとする。提供する料理は,地元・地域の食材を活用した,新しい東北の食を発見できるものとなる。
 エクステリアデザインは,列車自体をキャンバスに見立てて“移動するレストラン”を描く大胆なものとなる予定。また,車内デザインは東北のアートや景色に出会える空間にするとしている。
 当初は臨時列車として八戸線での運転となり,土曜・休日やゴールデンウィーク,夏休み,年末年始を中心として年間150程度の運行を予定している。
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乗客の前で調理するライブキッチンスペースで,味だけでなく視覚でも料理を楽しめる 同時に発表された列車ロゴ
デザインなどには各界のスペシャリストが参加する
 

JR東日本 「SLばんえつ物語」に普通車改造グリーン車連結

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シックなトーンのカラーリングとパノラマ展望室が特徴の「SLばんえつ物語」グリーン車
イメージ提供/JR東日本
 JR東日本のSL列車「SLばんえつ物語」用編成に,今シーズンの運行初日となる4月6日から,パノラマ展望室などを設けたグリーン車が連結されることとなった。
 信越本線・磐越西線新潟~会津若松間「SLばんえつ物語」は“貴婦人”の愛称を持つC57形(C57 180)が12系客車7両編成を牽引して走る人気列車で,これまでも地元観光関係者の協力による車内イベントや“オコジョルーム”設置などの施策を行なってきた。その「SLばんえつ物語」のさらなる魅力付けとして,“貴婦人”C57形の気品ある姿にあわせたレトロ調大正ロマンのイメージを継承しつつ,より快適に乗車でき,行きは流れる風景,帰りはSLの迫力を存分に楽しめるよう,7号車(新潟方普通車)をグリーン車に改造する。
 改造では,向かい合わせ4人掛けボックスシートを1+2列の回転リクライニングシートに変更する。シートピッチを在来線特急グリーン車並みとして,シート背面には温かみを感じる木材を使用。先頭部は開放感あるガラス張りのグリーン車乗客の専用パノラマ展望室で,あわせて関連品の展示などを行なうショーケースも設置する。また,黒を基調色としたデッキには多目的室を置く。
 外観は会津地区のレトロな街並みをイメージした茶色と黒のツートーンで豪華さ,高級感を表現する。
 このグリーン車の乗車には,乗車券のほかにグリーン料金が必要となる。
     


 

三陸鉄道 南リアス線復旧にあわせて36-700形が完成

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南リアス線一部復旧にあわせて導入された36-700形
前面にはクウェートの国章が描かれている
写真提供/新潟トランシス(3点とも)
 三陸鉄道は東日本大震災で大きな被害を受け,現在も北リアス線小本~田野畑間と南リアス線全線が不通となっているが,4月3日より南リアス線のうち盛~吉浜間で運転を再開することとなった。この運転再開を前にして,津波による浸水で使用不能となった3両の代替として,新型気動車36-700形3両が製造された。
 36-700形は新潟トランシス製で,車内はクロスシート,トイレ付き。製造にあたってはクウェートからの震災支援資金が活用され,前面に同国の国章が描かれている。
 3月15日より試験および試運転を開始し,4月3日の運転再開記念列車から運転する。
 なお,4月3日の南リアス線の列車は運転再開記念列車3往復のみで,通常の営業運転開始は翌4日から(7往復)となる。
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車内はクロスシート
車椅子対応のトイレなども設置されている
運転台  

阪堺電気軌道 低床車“堺トラム”最初の編成をお披露目

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試験走行ののち,9月頃より営業運転を開始する予定の阪堺電気軌道の低床車“堺トラム”
 阪堺電気軌道初となる低床車が完成し,我孫子道車庫で報道陣に公開された。
 公募により“堺トラム”の愛称が付けられた低床車は,古墳をイメージした緑と,堺にゆかりのある茶人・千利休にちなんだ「わび」をイメージした白茶色のスタイルで,このデザインの愛称は“茶ちゃ”とされた。3車体2台車構造で,編成の全長は16.3m。
 段差のない車内では,木綿を多彩な模様で染め上げる堺の伝統産業「堺更紗」をモチーフとしたシート地や,すだれを使用したブラインドなどで堺らしさを演出する。
 9月頃から我孫子道~浜寺駅前間で営業運転を開始する予定で,2013年度中には運転区間を天王寺駅前まで拡大する。