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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2013/05/14更新・2013年6月号より

総合車両製作所・東京急行電鉄 次世代ステンレス車両“sustina”第1号車が完成

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国内向け“sustina”シリーズ第1号車の東急5050系サハ5576
 JR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)と東京急行電鉄は国内向け次世代ステンレス車両を“sustina(サスティナ)”シリーズとして共同開発し,その第1号車となる東急5050系サハ5576を公開した。
 J-TRECでは,2012(平成24)年9月から海外向けステンレス車両のブランド名を“sustina”としてきたが,国内向けも同じく“sustina”シリーズとして展開することとなった。次世代ステンレス車両は,第4世代として2年前から開発されてきた。
 車両構造の変更や骨組の軽量化などでアルミ車両と同等の軽量化を図り,走行時の消費電力の削減などで省エネルギー性も高くなった。乗降ドアの両側に設置された手すりには,車体強度を保つ内装ロールバー構造を採用し,側面からの衝突安全性を向上させている。外観では,溶接方法を従来のスポット溶接(点の溶接)からレーザー溶接(連続溶接)に変更したことにより,雨どいやドア・窓回りなどでの凹凸が少ない,フラットな仕上がりとなった。また,これにより水密性も向上し,樹脂シールでのシーリングが不要となり,メンテナンス面での改善も図られた。室内もやはり壁面がフラット化され,すっきりしている。内装や配線,部品取付けなどの工程の簡略化が行なわれ,製作コストがより削減された。
 第1号車の東急5050系サハ5576は8両編成の5号車となる付随車で,重量は従来車より軽い。車両性能は従来車と同じ。“sustina”は5月中旬より東横線に導入される。
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従来車(右)と並ぶとレーザー溶接採用によるフラットな形状がよくわかる ドア脇仕切り部の手すりを内装ロールバー構造として側面の強度を保ち,安全性を向上
車内に記された“sustina”ロゴ
国内向けロゴは地球をあしらって高い環境性能をアピール

JR東日本 「SLばんえつ物語号」グリーン車登場

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ブラウンとブラックを基調としたカラーリングでシックな雰囲気のグリーン車スロフ12 102
 信越本線・磐越西線経由で新潟~会津若松間を結ぶ人気観光列車「SLばんえつ物語」編成にグリーン車が連結されて,4月6日より今シーズンの運転を開始した。
 グリーン車は往路の会津若松行きで最後尾となる7号車のスハフ12 102を改造したスロフ12 102。会津エリアの街並みや伝統工芸品などをイメージさせるブラウンとブラックの外観で,落ち着きを醸し出している。
 車内には1+2列のリクライニングシートを配置。シート背面には木材を使用して温もりを演出している。シートピッチは在来線特急列車並みで,大型テーブルなども組み込んでいる。特筆すべきは床面から天井まで,ワイドなガラス張りとなったグリーン車乗客専用の『パノラマ展望室』で,上りの会津若松行きでは編成最後尾で後方へ流れる景色を,下りの新潟行きでは牽引機C57 180の次位となって間近で迫力あるSLの疾走を,それぞれ堪能できる。客席と展望室の間にはショーケースが設けられており,関連グッズなどが展示される。
 快速「SLばんえつ物語」は全車指定席で,普通車指定席は快速料金,グリーン車はグリーン料金が運賃とは別に必要。9月までは週末やお盆シーズンなどに設定されている。
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オコジョをあしらったロゴが側面を飾る
1+2列で回転式リクライニングシートが並ぶ車内 最後部にある『パノラマ展望室』は大きなガラス張りで,ダイナミックな車窓が広がる

北近畿タンゴ鉄道 観光車両“あかまつ”“あおまつ”デビュー

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座席定員制となっている赤いボディの“あかまつ”
 北近畿タンゴ鉄道の観光型リニューアル車両“あかまつ”“あおまつ”の2両編成が4月14日より運転を開始した。
 水戸岡鋭治氏がデザインを担当して既存のKTR700形一般型気動車を改造したもので,702が“あかまつ”,708が“あおまつ”となった。愛称が示すように,沿線の天橋立に代表される,日本海の白砂青松を象徴するマツをテーマにしており,木のイメージの落ち着いた車内で,海と山の景色を心地よく味わえる車両をめざした。
 西舞鶴方に連結される“あかまつ”は座席定員制。窓側を向いたテーブル席やカウンター席のほか,ゆったりとしたソファ席,向かい合わせのセミコンパートメントなど多様な座席が配置された。沿線の工芸品などを展示するショーケースやサービスカウンター,トイレも設置されている。
 豊岡・福知山方となる“あおまつ”は自由席車両で,2人掛けのペア席,セミコンパートメント,テーブル席など,こちらもバラエティ豊かな座席レイアウト。ソファ席は大きなショーケースに囲まれ,“あかまつ”同様にサービスカウンターやトイレもある。
 車内にはサービス乗務員が乗車して,沿線観光スポット案内や写真撮影の手伝いなどのサービスを行なうほか,飲み物や軽食,オリジナルグッズなどの販売も実施する。
 この“あかまつ”“あおまつ”は,偶数日に西舞鶴~豊岡間の「丹後あかまつ1・2号」,奇数日に西舞鶴→福知山間・福知山→天橋立間の「丹後あおまつ2・1号」として運転される。各駅に停車するが,“あかまつ”のみ乗車の際は運賃のほかに乗車整理券が必要だ。乗車整理券は利用1カ月前から同社指定駅や主要旅行代理店で発売される。なお,“あかまつ”“あおまつ”が運転されない日は従来車による「タンゴ悠遊11・12号」「タンゴ悠遊22・21号」が運転される。
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“あかまつ”車内の多様な座席
カウンター席やソファ席など賑やかな配置
“あかまつ”とは好対照を見せる青いボディの自由席車両“あおまつ”  “あおまつ”のソファ席向かいのサービスカウンター

東京急行電鉄 特別仕様列車“Shibuya Hikarie号”運転開始

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『渋谷ヒカリエ』ロゴをデザインしたヘッドマークを掲出した特別仕様列車“Shibuya Hikarie号”
 東京急行電鉄では,渋谷駅隣接の複合施設『渋谷ヒカリエ』開業1周年を記念し,5050系4000番代1編成(4110F)を特別仕様列車“Shibuya Hikarie号”として,4月26日より運転を開始した。今後,通常の営業運転のほか,各種イベント列車としても運行される。
 車体は『渋谷ヒカリエ』をイメージしたゴールドをメインカラーに,建物の外観をデザインしたラッピングを施している。
 内装は『渋谷ヒカリエ』の特徴とともに,多くの魅力が混在する渋谷らしさを3種類のデザインで表現。オフィスや『渋谷ヒカリエ』外観の透明感,遊び心を表現した賑やかさや,劇場『東急シアターオーブ』などの格調高い落ち着きを,それぞれの車両でイメージしている。シートの背もたれを通常より高くして座り心地を向上させ,環境に配慮してLED照明も採用。さらに,手すりには編成中の1カ所だけハート模様が記されている。もし見つけられたらラッキーだ。
 また,車内では他の5050系1編成(8両編成)とともに無線LANサービスが試行されており,『au Wi-Fi SPOT』『Wi2300』が利用できるほか(それぞれ事業者との契約が必要),東急による無料Wi-Fiサービスも提供され,こちらはスマートフォンやタブレットなどのWi-Fi対応機器を持っていれば誰でも無料で利用できる。
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オフィスや『渋谷ヒカリエ』外観の透明感をイメージ
吊り革のカラーリングもイメージコンセプトにより異なる  車内の手すりのどこか1カ所だけにあるハートのマーク
発見できたら幸せになれるかも?