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DJ 鉄道ダイヤ情報

1月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2013/07/11更新・2013年8月号より

JR東日本 特急「いなほ」にE653系1000番代を投入

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日本海に沈む夕日などをモチーフに,クリームとオレンジが主体の明るいカラーリングで登場した「いなほ」用E653系1000番代
撮影/編集部
 JR東日本はこの秋,白新線・羽越本線の新潟~酒田・秋田間特急「いなほ」にE653系1000番代を投入する。
 E653系は常磐線特急「フレッシュひたち」用車両として上野~高萩間などで使用されていたが,3月16日のダイヤ改正で特急用車両がE657系に統一されたのを受けて同線での運転を終了しており,これを「いなほ」用に改造のうえ転用する。
 外観は「夕日・稲穂・海」をキーワードとして,日本海沿岸部の美しい夕日をモチーフに,「夕日と波」あるいは「夕日が沈む日本海に映り込む空の色あい」を緩やかな曲線と色彩で表現する。また,床下部分への着雪防止装置,スノープラウの設置や暖房設備の強化などの耐雪耐寒対策も施される。
 秋田方先頭車となる1号車を海側2席,山側1席の6列18席のグリーン車とする。大型リクライニングシートを配置し,1席1窓のワイドな空間で日本海沿岸の自然豊かな景観を楽しめるようにする。リクライニング時のプライベート感覚向上のため,座席の背後には扇をモチーフとしたデザインのパーテーションを設置。稲穂をイメージした色調の落ち着いた室内で,利用シーンに応じて使い分けられる2タイプのラウンジスペースも設けて,くつろぎを演出する。
 また,普通車はブルー基調で統一し,シンプルかつ清楚,明るく開放的な室内とする。
 今後8編成56両が投入され,2014(平成26)年夏頃までに,老朽化した485系を置き換える。
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羽越路へと転じてきたE653系1000番代は7両編成
写真はサハE653形(中央)
撮影/編集部
グリーン車の座席はゆとりある空間に大型リクライニングシートを配置,パーテーションも装備してプライベート感を持たせた
イメージ提供/JR東日本
 グリーン車にはラウンジスペースも設けられる
イメージ提供/JR東日本

JR北海道 特急「旭山動物園号」編成がリニューアル

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デザインを一新したキハ183系「旭山動物園号」
前面にキリンをあしらった1号車はアフリカのサバンナで群れをなす大型草食動物を描いた“草原のサバンナ号”
撮影/編集部(4点とも)
 JR北海道の人気観光特急「旭山動物園号」用編成(キハ183系)がデザインを一新して再登場した。
 コンセプトは「地球の仲間と出かけよう」で,以前と同様,元旭山動物園飼育係で絵本作家のあべ弘士氏がデザイン。秋から冬にかけてリニューアルされる旭山動物園の『大型草食獣館(仮称)』のイメージを主体としている。
 先頭車前面に動物の顔を大胆に配しており,札幌方1号車がキリン,旭川方5号車がホッキョクグマ。また,側面デザインは号車ごとにテーマを設定。1号車から順に“草原のサバンナ号”“熱帯のジャングル号”“北海道の大地号”“鳥たちの大空号”“極寒の銀世界号”とネーミングされている。
 車内では,1号車のフリースペース『モグモグコーナー』をサバンナのイメージに変更,リアルサイズがわかるワニのぬいぐるみやカバのボールプールなどが置かれた。また,動物のぬいぐるみをあしらった各車両の記念撮影用座席『ハグハグチェア』もすべて新しくなっている。
 このリニューアルのため運休していた「旭山動物園号」は7月13日より運転再開。9月までは夏休み期間中の毎日と土曜・休日に運転されることになっており,10月以降の運転も計画されている。
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車内の『ハグハグチェア』はキリンとシマウマ フリースペースの『モグモグコーナー』もサバンナのイメージ  動物の顔のシートカバー,通路床面の動物の足跡当てなど親子で乗りたくなる楽しい車内(写真は2号車)

JR東日本 埼京線・川越線でE233系7000番代が運転開始

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埼京線・川越線にデビューしたE233系7000番代
右の205系を今年度中に置き換える
撮影/編集部(4点とも)
 6月30日より埼京線・川越線で新造のE233系7000番代(10両編成)が運転を開始した。編成定員が,これまで使用されてきた205系に比べて多く,混雑の緩和が期待される。
 車内では,快適性向上を図って座席幅が拡大され,抗菌吊り手や空気清浄機能付き空調装置を採用したほか,照明をLED化した。全編成でのLED照明の採用は,この7000番代が初。優先席の荷棚や吊り手を一般席より低くしたり,握り棒の形状をつかみやすいものにするなど,ユニバーサルデザインを考慮。すべてのドア上部に設置した大型液晶モニターで運行状況や路線図,停車駅などを案内する。また,埼京線・川越線用の205系と同じく,防犯カメラを1号車に設置した。E233系への防犯カメラの搭載は初めてとなる。
 今後,E233系7000番代は31編成が順次投入され,今年度中に205系の置換えを完了する見込み。運転区間は埼京線・川越線および相互直通運転を行なっている東京臨海高速鉄道りんかい線となっている。
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抗菌吊り手を採用するなど快適性向上を図った車内
照明はすべてLED化された
ドア上部に2面並びの大型液晶モニターを設置
停車駅案内のほか多様な情報を提供する
 中間車となるサハE233形のドア直下の床下に装備された非常用のハシゴ

阪急電鉄 秋に新型車両1000系・1300系を導入

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秋に導入される新型車両
形式名の5桁化は行なわれず,過去に存在した「1000系・1300系」が再利用されることになった
イメージ提供/阪急電鉄(2点とも)
 阪急電鉄ではこの秋,新型車両として神戸線・宝塚線で1000系,京都線で1300系の運転を開始する。開発コンセプトを「すべてのお客様に快適な移動空間~さらなる環境性能の向上~」として,前形式9000系・9300系のコンセプトを継承しながら,より快適な移動空間の提供,環境性能向上を図る。
 環境性能面では,全閉式高効率主電動機を採用して室内の騒音レベルを従来より低減。さらに,低騒音型駆動装置,フラット防止機能付きブレーキシステムにより,いっそうの「静かさ」を実現する。また,最新VVVFインバータ制御装置や前照灯を含む全照明機器のLED化により,9000系・9300系と比較して消費エネルギーを削減する。
 アルミダブルスキン構造は9000系・9300系と同じだが,車体正面の強度向上のためにダブルスキン部の拡大や梁の追加などの措置を行なったほか,車内の座席端部仕切り板の大型化や側入口部への握り棒の設置などにより安全性も高めた。
 車椅子スペースが拡大され,転落防止幌,扉開閉予告灯などを装備。車内案内表示器はフルハイビジョン対応の液晶ディスプレイ。木目調の化粧板,ゴールデンオリーブ色のロングシートなど,阪急の伝統を受け継いだ落ち着きのある車内となる。
 外観でもマルーンとアイボリーの基本色は継承しながら,前照灯を一体的に見せてすっきりとしたデザインとなった。
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座席端部仕切り板大型化や握り棒設置のほか,設備類の角を極力なくして安全
性を高めた室内
   

箱根登山鉄道 25年ぶりの新型車両が2014年秋に登場

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『バーミリオンはこね』と名付けられた鮮やかな赤を基調とした車体に大きな窓が特徴の箱根登山鉄道新型車両
イメージ提供/箱根登山鉄道(3点とも)
 箱根登山鉄道で2014(平成26)年秋に運行開始予定の新型車両のデザインが決定した。同社では1989(平成元)年以来25年ぶりの新型車両の導入で,VVVFインバータ制御採用も同社で初となる。1両固定編成で,車体長は約14m。
 デザインコンセプトは「伝統と現代性を併せ持ち,箱根の風景に溶け込むデザイン」。四方から箱根の景観を取り込めるよう,前面に大型ガラス,側面には上下に広がる大きな展望窓を配置。90年を超える歴史の積み重ねと現代的な雰囲気が並存する,箱根の風景に溶け込むデザインをめざした。
 車体の基本カラーは『バーミリオンはこね』とネーミングされた,日本の伝統色である深い緋色や茜色をベースとしたもので,前面と側面には力強さやメカニカルなイメージを表現したシルバーを配する。側面窓継ぎ目をダークグレーとして,従来車より大きな開口部を強調。車体下部を白として,車体が台車や機器類から浮き上がるような印象を持たせる。
 内装面では,大きな窓から取り込んだ雄大な自然を効果的に見せて「箱根旅行の楽しさ」を演出。座席窓台などに強化木,腰壁に木目調の化粧板を採用し,座席や床は赤を基調とした暖色系を中心にして,全体的に暖かく落ち着いた室内とする。ボックス席には大型テーブルや掘込み式カップホルダーを装備。また,出入口付近の座席は折畳み可能にして,繁忙期の立席定員の増加を図る。強羅方の乗務員室後部には車椅子スペースも用意。室内灯は電球色のLEDとなる。
 新型車両は2両が製造され,2014(平成26)年4月竣工,同年11月の営業運転開始を予定している。
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床面まで届く大きな展望窓からは箱根の雄大な自然景観を堪能できる
強羅方先頭部には車椅子スペースを設置
前面窓も大きく,開放感に満ちている