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DJ 鉄道ダイヤ情報

1月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2013/12/11更新・2014年1月号より

JR東日本 北陸新幹線用E7系が報道公開される

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北陸新幹線金沢延伸開業に向けて第1編成が登場したE7系
2013.11.28 新幹線総合車両センター
撮影/編集部(4点とも)
 JR東日本の北陸新幹線用新型電車E7系の第1編成が完成し,2013(平成25)年11月28日,報道公開された。
 北陸新幹線は2014(平成26)年度末に長野~金沢間の延伸開業を予定しており,E7系は同区間で運行にあたるJR東日本とJR西日本が共同で開発した。同一仕様のJR西日本所有車の形式名はW7系となる。全体コンセプトは「大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』」。「洗練さ」と「ゆとり・解放感」に共通する「和」をキーワードに,デザインコンセプトを「“和”の未来」としている。
 エクステリアデザインではスピード感と精悍さを表現。先頭部の形状は,環境性能を考慮した空気力学的な最適デザインを採用している。車体カラーリングは上部を空色,側面をアイボリーとして,これに銅色と空色のラインを交えた。
 VVVFインバータ制御,12両編成で,車体はアルミニウム合金製。北陸新幹線向けに,30‰の急勾配を走行可能とし,機器類は交流50/60Hzの双方に対応している。安全面では,ブレーキ性能を向上させて地震時の制動距離を短縮し,台車には逸脱防止ガイドを装着した。また,アクティブサスペンションによって乗り心地向上を図っている。
 金沢方先頭車となる12号車は,1+2列の配置の『グランクラス』車。先に採用された東北新幹線用E5系と同等の設備で,居心地のよいゆとりある空間として,電動リクライニング機能,可動式枕,読書灯,コンセントなどを装備した。11号車側のデッキに春・夏・秋を,先頭側のデッキに冬を,それぞれ表現した飾り柱をしつらえて,日本の美しい四季のイメージで乗客を迎える。
 11号車はグリーン車で,インテリアは落着きや気品を演出。また,普通車は,旅の期待感やワクワク感の中に少しシックで大人の雰囲気を楽しめるようなデザインとした。
 初めて全号車全座席にコンセントを設置したほか,客室,デッキ,通路に防犯カメラを備えてセキュリティ強化を図っている。車内照明はLEDを採用した。トイレは奇数号車および12号車に設置。7・11号車のトイレは車イス対応多機能タイプになっている。
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伝統を感じる空間に先進機能のシートを備えて,ゆとりある時間を過ごせる『グランクラス』 グリーン車のインテリアデザインは日本の伝統的な様式美とモダン感覚をアレンジしたイメージ 少しシックで大人の雰囲気を目指した普通車
車内照明はLEDを採用している

JR東日本 復元C58形牽引の列車名は「SL銀河」

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ブルーのグラデーションで夜空のイメージを表現する「SL銀河」編成の外観
イメージ提供/JR東日本(2点とも)
 JR東日本が復元工事中のC58形蒸気機関車(C58 239)を使用して釜石線などで運転する予定の観光列車の名称が「SL銀河」となることが発表され,あわせて内外装のデザインイメージも公開された。
 C58 239は,かつて盛岡市の『岩手県営運動公園』に展示保存されていたもので,2012(平成24)年12月から大宮総合車両センターで復元作業を進めている。列車名「SL銀河」は,釜石線沿線が舞台で列車全体のテーマにもなっている宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』からとられた。デザインプロデュースはE6系・E7系などを手がけた工業デザイナーの奥山清行氏。車内コンテンツも各界の一流クリエイター陣がプロデュースする。
 C58 239が牽引する車両は,JR北海道から購入したキハ141系気動車改造の4両編成。外観は,編成全体で濃淡のグラデーションを施した夜空のイメージのブルーをベースに,『銀河鉄道の夜』に登場する星座や動物をシンボル化して描く。車内は,宮沢賢治の生きた大正から昭和の世界観を表現。ガス灯風の照明やステンドグラスなどで非日常空間を演出する。随所に宮沢賢治や東北ゆかりの品々を展示するほか,4号車には小型プラネタリウムも設置する。
 運転開始は2014(平成26)年4月以降となる見込み。釜石線を中心とした東北エリアで,臨時列車として土曜・休日を中心に年間80日程度の運転を予定している。
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車内では南部鉄器風鋳肌を使った荷棚など伝統的かつレトロな雰囲気で非日常感覚を演出    

JR四国 予讃線特急に新型電車8600系を投入

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2000系気動車の置換え用として新造される8600系
イメージ提供/JR四国
 予讃線特急に使用している2000系気動車の置換えのため,新型電車8600系の量産先行車2両編成×2本の計4両を新造することを,JR四国が発表した。
 デザインは,同社の建築デザイン経験者が車両メーカーと共同で考案。蒸気機関車を思わせる丸味を帯びた先頭形状など,懐かしさと同時に新しさを感じさせるスタイルを目指した。側面には愛媛の柑橘類のオレンジと香川のオリーブのグリーンの,沿線2県をイメージしたラインを配する。
 制御方式は発電・回生ブレーキ付きVVVFインバータで,主電動機には全閉外扇式三相かご型誘導電動機を採用。車体傾斜機構は空気バネ式として,台車構造簡素化による省メンテナンスと到達時分確保を図る。最高運転速度は130km/h。
 座席はすべて普通席で,背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニングシートによって座り心地を向上させる。各座席にコンセント,可動式枕などを設置するほか,パソコン利用を考慮したテーブルの大型化などで利便性を高める。また,車内照明のLED化,非常通報装置や防犯カメラの設置,オストメイト対応設備付きの車イス対応多機能トイレなどにより省エネ性,安全性の向上やバリアフリー化を進める。
 2014(平成26)年6月以降に高松~松山間の特急「いしづち」で運転開始予定。さらに,2015(平成27)年度末までには全7編成として,同区間の気動車特急を電車化する。
     

   

JR四国 新観光列車「伊予灘ものがたり」を2014年夏から運転

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茜色と黄金色のうつろいを表現したデザインで予讃線に登場予定の新観光列車「伊予灘ものがたり」
イメージ提供/JR四国(2点とも)
 JR四国は2014(平成26)年夏,予讃線松山~伊予大洲・八幡浜間に新観光列車「伊予灘ものがたり」を導入する。海回り経路で瀬戸内海の景色を楽しみながら地域の生活や文化,歴史に触れ,地産品を味わえる列車として,キハ47形気動車2両を改造する。
 外観は伊予灘の夕日を思わせる茜色と,太陽や柑橘類の輝きをイメージした黄金色をベースに,和文様をアレンジしたデザインで2色のうつろいを表現し,レトロ感を醸し出す。車内では,伊予灘の絶景を望める窓向きシートや食事も楽しめる2・4名掛けシートなどを設ける。
 運転は土曜・休日を中心として年間120日程度,松山~伊予大洲間と松山~八幡浜間に各1日1往復ずつの予定で,定員50名程度の全車指定席。列車には1本ごとに「伊予灘ものがたり○○編」といった地域にちなんだ愛称を付ける。
 なお,この「伊予灘ものがたり」の運行を契機として,予讃線伊予市~伊予長浜~伊予大洲間に,2014年春以降“愛ある伊予灘線”の愛称が付けられることになった。
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車内には伊予灘の風景を満喫できる窓向きシートや食事を楽しめる対面シートを設置する予定    

阪急電鉄 新型電車1000系が神戸線で運転開始

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静かさと省エネルギー性能の追求を主眼に登場した神戸線・宝塚線向け1000系
2013.11.22 西宮車庫
撮影/高松大典(4点とも)
 阪急電鉄が導入を発表していた新型電車1000系と1300系のうち,神戸線・宝塚線向けの1000系が2013(平成25)年11月28日より神戸線で営業運転を開始した。
 1000系・1300系は前形式の9000系・9300系のコンセプトを継承しながら,より快適な移動空間を提供するため,さらなる環境性能の向上を目指した。低騒音型走行装置の採用により車内外の騒音を低減したほか,最新のVVVFインバータ制御装置の搭載など機器類の高効率化や照明のLED化などで既存車と比べて消費エネルギーを削減した。さらに,車体正面の強度向上や車内の座席端部仕切り板の大型化などで安全性を高め,各車両への車イススペース設置,扉開閉予告灯装備などバリアフリー化も進めた。車内案内表示器は視認性のよいハーフサイズの大型液晶ディスプレイ。これら新しい機能・工夫の中にも,マルーンとアイボリーの車体色や木目調の化粧板,ゴールデンオリーブのロングシートといった阪急の伝統は踏襲している。
 1000系は2013年12月下旬に宝塚線でも運転を開始し,2014(平成26)年春には京都線に1300系がデビューする。
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車内では,座席端部の大型仕切り板や中仕切り,握り棒などで乗車中の安全性を高めた ドア上の液晶ディスプレイは通常サイズ2台分ほどの横長ワイドタイプ
路線図もわかりやすく表示できる
ワンハンドルマスコンを中心として機器類がコンパクトにまとめられた運転台