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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2014/01/10更新・2014年2月号より

JR西日本 安全対策を強化した521系3次車を導入

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新開発の車両異常挙動検知システムを標準装備したクモハ521形+クハ520形による521系3次車
2013.12.9 近畿車輛
撮影/高松大典(4点とも)
 JR西日本の北陸地区向け交直両用近郊型電車521系に3次車が登場した。225系の車体デザインを踏襲した1M1Tの2両編成で,番代区分はなされず,車号はこれまでの続番となる。
 この3次車では,新開発の車両異常挙動検知システムが装備された。これは,脱線や転覆,自動車との衝突などで大きな衝撃を受けた際に,台車上部の車体に取り付けられた車両挙動監視装置が上下・左右・前後の加速度異常を検知して,緊急列車防護装置(TE装置)が作動するもの。TE装置により,非常ブレーキ動作や防護無線発信などが自動的に行なわれ,被害の拡大や周囲の列車の事故併発を防ぐ。
 また,ホームでの転落事故防止のため,先頭車前部にも金属の支えに合成ゴムを装着した先頭車間転落防止ホロを取り付け,先頭車同士を連結した際の連結部の隙間を狭めた。ホロの設置に際しては,運転台からの視野確保,洗浄時の強度が考慮され,ホロ本体を車体から離すことで走行時の抵抗や騒音の軽減,着雪の抑制を図っている。スカートは前面をフラット化するなどして巻込みを防ぐ。前照灯にはHID灯を採用している。
 車内では,室内照明をLED化し,吊革や手すりをオレンジ色でつかまりやすい形状にしたほか,座席の袖仕切りの大型化などが施された。車イス対応多機能トイレが用意され,運賃収受箱などのワンマン運転対応機器も設置されている。
 521系3次車は2013(平成25)年度から2014(平成26)年度にかけて42両が製造され,475系を置き換える。
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先頭部にも転落防止ホロが取り付けられ,先頭車同士が向かい合った際にも隙間が大幅に減った クロスシートの手すりと吊革はオレンジ色
車内照明はLED化された
先頭部のホロは運転台からの視界を妨げないよう考慮された
手前には運賃収受箱が見える

JR東日本 蓄電池駆動電車の愛称が“ACCUM”に決定

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2両編成で宇都宮~烏山間で運転を開始する蓄電池駆動電車EV-E301系“ACCUM”
イメージ提供/JR東日本(2点とも)
 2014(平成26)年春から営業運転を開始する予定の国内初の蓄電池駆動電車EV-E301系の愛称が“ACCUM(アキュム)”に決定した。
 JR東日本大宮支社による「未来をつなぐ次世代車両」をコンセプトとした愛称公募に寄せられた候補の中から採用されたもので,蓄電池を意味する「アキュムレーター」からきている。あわせて,架線・蓄電池・モーター相互のエネルギーの流れを示す矢印を図案化したシンボルマークをあしらった,システマチックなイメージのロゴマークも策定された。
 蓄電池駆動電車は,電化区間では架線から電気の供給を受けて走行しながら蓄電池に充電し,非電化区間ではその蓄電池を電源として走行する。同社が2008(平成20)年から開発を行なっており,EV-E301系による実用化にあたって,線区の長さが蓄電池容量に適し,直流電化区間と直通運転が行なえる東北本線宇都宮~烏山線烏山間に1編成が先行投入される。最終的には,烏山線の気動車全8両(4編成)を置き換える予定となっている。
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“ACCUM”のロゴマーク    

西武鉄道 30000系“スマイルトレイン”に7次車が登場

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10両固定編成も登場した30000系
2013.12.25 小手指車両基地
撮影/編集部(2点とも)
 2013(平成25)年12月25日,西武鉄道の“スマイルトレイン”こと30000 系の7次車が公開された。
 30000系は2008(平成20)年の営業開始以来,これまで6次にわたって増備が進められてきたが,この7次車では初めて10両固定編成が登場。8両編成の真ん中に1M1Tの2両を追加した形。
 主回路装置の省エネ性を高めて走行時の消費電力を現行より削減した。車内では,照明はLEDを本格採用。荷棚が丸パイプからガラスに変更となり,高さも下げられた。また,車内案内表示器は拡大している。
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室内灯はLEDを採用
荷棚がガラス化されて高さも下がった