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DJ 鉄道ダイヤ情報

1月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両:2014/04/14更新・2014年5月号より

JR四国 8600系量産先行車が6月に営業運転開始

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8600形と8750形の2両編成×2本が量産先行車として登場した8600系
2014.3.5 高松運転所
撮影/編集部(4点とも)
 JR四国の新型特急用電車8600系量産先行車が完成した。
 8600形(Mc)と8750形(Tc)の2両編成で,コンセプトを「レトロフューチャー」として,ビジネス特急のスマートさと鉄道旅行の情緒・高揚感を演出,懐かしさと新しさを感じさせるデザインとした。SLをモチーフとした円型ブラックフェイスで力強さを表現。側面には「瀬戸内の温暖な風土」「穏やかで美しい四国の自然」と「愛媛」「香川」を表現し,特急のスピード感を示すオレンジとグリーンのラインを配した。
 制御方式は発電・回生ブレーキ付きVVVFインバータ制御。車体傾斜機構は空気バネ式として,台車構造の簡素化による省メンテナンスと到達時分確保の両立を図っている。
 オレンジとグリーンでまとめられた座席はすべて普通席。背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング構造で座り心地を向上させた。コンセントや可動式枕などを各座席に設置したほか,モバイルパソコン使用を考慮してテーブルも大型化した。LED照明を採用し,フルカラー車内表示器,防犯カメラなども装備。8750形にはオストメイト対応で温水洗浄便座付き車椅子対応多機能トイレを配置している。
 今回の量産先行車は,6月以降に高松~松山間の特急「いしづち103・104号」で営業運転開始予定。さらに,2015(平成27)年度末までに,量産車として2両編成・3両編成各2本計10両を製造して2000系気動車「しおかぜ」「いしづち」を電車化する。
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8600形のシートはオレンジ 8750形のシートはグリーン
パソコン利用などに考慮してテーブルを大型化
車体傾斜機構は空気バネ式として台車構造を簡素化
台車横に車体傾斜制御電磁弁装置がある

JR東日本 C58 239牽引「SL銀河」4月12日デビュー

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試乗会を前にしてホームで出発を待つC58 239+キハ141系4両による「SL銀河」編成
2014.3.2 釜石
撮影/編集部(4点とも)
 東北エリアの新観光SL列車「SL銀河」が4月12日より釜石線花巻~釜石間で運転を開始した。牽引機は岩手県盛岡市の『岩手県営運動公園』で展示保存されていたC58 239。大宮総合車両センターで復元後,盛岡車両センター入りした。
 専用編成はJR北海道から購入したキハ141系を改造した4両。キハ141系はもともと50系客車を気動車化したもので,「SL銀河」の運転にあたり,C58形単機で走行が困難な急勾配区間では,動力車として協調運転を行なう。
 外観は夜空をイメージしたブルーを基調に,宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の星座や動物をデザイン。その宮沢賢治が生きた大正から昭和の世界観を表現した車内では,ガス灯風の照明やステンドグラスなどを配して非日常空間を演出している。
 運転は,土曜・休日を基本として,1日目が釜石行き,2日目(翌日または翌々日)が花巻行きと,2日間で往復1行程となる。全席指定で,指定席料金はおとな820円・こども410円。
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キハ141系の車体はブルーをベースにシルバーのロゴやゴールドの装飾が散りばめられた
写真は1号車のキハ142-701
2号車の車内
南部鉄器風の鋳肌(荷棚)やステンドグラスなどで地域の伝統と大正~昭和初期のレトロ感を演出
各号車にはギャラリーやライブラリーを設けて宮沢賢治や地域ゆかりの品などを展示している
写真は3号車

JR東日本E3系による観光列車“とれいゆ”運転を発表

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月山イメージのグリーンを基調にした外観のE3系“とれいゆ”
新幹線車両では初の観光列車となる
イメージ提供/JR東日本(4点とも)
 JR東日本は,山形エリアを中心とする山形新幹線区間で,新幹線初の「乗ること自体が目的となる列車」となる“とれいゆ”を運転することを発表した。E3系1編成(6両)を改造するもので,列車名の“とれいゆ”は「トレイン(列車)」とフランス語の「ソレイユ(太陽)」を組み合わせた造語。
 エクステリアでは月山の姿をおおらかな円弧で表現。テーマカラーとなる月山グリーンを中心に,最上川のブルーを先頭部に配し,全体を蔵王の清々しい白で包んだ。
 車内は沿線の食,温泉,歴史・文化,自然を,温泉街のように散策しながら,仲間との時間や偶然の出会いを楽しむことがコンセプト。12~14号車は大きなカバ材テーブルとゆったりとした畳座席を配置した『お座敷指定席(語らいの間)』。15号車は『湯上りラウンジ(モノや人との出会いの間)』として座敷,テーブル,バーカウンターなどを設置する。16号車は『足湯(くつろぎの間)』となり,紅花色の湯船2槽が置かれて,足湯につかりながら車窓を楽しめる。普通車指定席の11号車とあわせて編成定員は143名。
 運転開始は7月以降を予定しており,臨時列車として土曜・休日を中心に年間120日程度運行される。
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テーブルと畳座席の『お座敷指定席』
天井や座席背板には山形のフルーツをモチーフとした装飾を施す
新幹線車両内に足湯が登場
16号車には石張りの小上がりに紅花色の湯船を置き,くつろぎながら車窓を眺められる
畳の座敷やサクラのテーブルなどを用意した15号車『湯上りラウンジ』

上信電鉄 セミクロスシート車7000系が登場

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上信電鉄32年ぶりの自社発注車7000形
富岡製糸場の煉瓦のイメージと社章を側面にデザイン
2014.3.13 高崎車両区
撮影/編集部(4点とも)
 上信電鉄が自社発注としては32年ぶりとなる新車7000形を導入し,運転を開始した。クモハ7000形とクハ7500形からなる2両編成で,製造は新潟トランシス。
 インバータ装置に高速スイッチング素子(IGBT)を採用した中性点クランプ方式のVVVF用パワーユニットとSIV用パワーユニットを搭載し,1群のインバータで2台の主電動機を制御できる1C2M方式としている。VVVF用とSIV用のパワーユニットは同一回路で構成され,SIV用パワーユニットが不調の場合でも,運転席でVVVF用パワーユニットに切り替えることで運転を可能にしている。
 通勤・通学輸送に加え,沿線の富岡製糸場が世界遺産登録審査中であることから,観光輸送にも対応するために,従来車になかったセミクロスシートを採用。乗降ドアはガラスをボンディング方式として凹凸をなくし,戸袋への引込み防止を図っている。そのほか,安全性向上のための大型袖仕切り,液晶式の運賃表示器などを備えている。
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上信電鉄では初となるVVVFインバータ制御を採用して省エネルギー化を進めた 通勤・通学輸送のほか,観光輸送にも対応するためにセミクロスシートとした車内 クハ7500形(クハ7501)の運転台側
上部には液晶式の運賃表示器を設置し,ドア部床は黄色として視認性を向上

東武鉄道 8000系でかつてのセイジクリーム塗装を再現

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東上本線100周年を記念して懐かしいセイジクリーム塗装にお色直しされた8000系81111編成
2014.3.28 森林公園検修区
撮影/結解 学
 東武鉄道が東上本線の開業100周年を記念して,8000系81111編成(4両)を,かつての同線のカラーだったセイジクリーム塗装に復刻して運転を開始した。
 同線は1914(大正3)年5月1日,当時の東上鉄道により池袋~田面沢(現在の川越市~霞ヶ関間に位置)間33.5kmが開業して以来,100年を迎える。東武鉄道では,これを記念して「これからも,ずっと,あなたの始発駅」をキャッチコピーにさまざまなイベントを実施しているが,今回の復刻塗装もその一環。
 セイジクリーム塗装は1974(昭和49)~1985(昭和60)年の間に車両に施されていたもので,100年の歴史を感じ,親しみを持ってもらおうと現代に再現した。
 この編成は,同線小川町~寄居間と越生線坂戸~越生間でワンマン車として運行する。