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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両掲載コーナー 2004/09/08更新・9月号より

JR東日本 E257系500番代特急型直流電車

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E257系500番代は10月16日ダイヤ改正で登場
JR東日本は,房総地区に投入する新型特急車両・E257系500番代を登場させた。
E257系500番代は,房総地区の特急に現在運用している183・189系の置換え用として製作を進めていた車両で,95両を投入する。
車体は,中央本線の特急「あずさ号」「かいじ号」などに運用されているE257系(基本番代)がベースながらも,特徴ある前面形状と大胆な配色で,個性的なデザインに仕上がっている。編成は全車普通車となり,東京方の1号車からクハE256-500-モハE257-1500-モハE256-500-モハE257-500-クハE257-500で,3M2Tの5両で1本の編成を組む。編成定員は306名で,利用の多い列車は2本を併結した10両編成での運転を予定している。このため,運転台は全先頭車がワンタッチ幌を装備した貫通構造となった。
車内はE257系基本番代と同様,座面スライド機構付きの回転式リクライニングシートや,清潔感のあるメタリック調仕上げのトイレが導入されているが,座席の生地にはブルー系が用いられ,255系のイメージが外観のみならず車内にも継承されている。
制御方式はE257系基本番代と同様,145kWのモータをVVVFインバータで制御。冷房42kW・暖房20kWの出力を持つ空調装置も,基本番代と同じく床下搭載としている。
E257系500番代は,10月16日ダイヤ改正から50両が営業運転を開始し,現在183・189系で運用中の定期特急「さざなみ号」「わかしお号」のほか,“おはよう”“ホームタウン”の愛称(ダイヤ改正後は愛称廃止)が付いた「さざなみ号」「わかしお号」や,臨時特急「新宿さざなみ」「新宿わかしお」が,一挙にE257系500番代へと置き換えられる。

撮影:編集部(3点とも)
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両先頭車がワンタッチ幌を装備した貫通構造
E257系500番代の客室内 全車両が普通車

JR四国 8000系特急電車の客室リニューアルを開始

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客室内のリニューアルイメージ(普通車)
JR四国は,今秋から8000系振り子式特急電車の客室リニューアル車を登場させる。
8000系は,特急「しおかぜ号」「いしづち号」用として1993(平成5)年3月18日ダイヤ改正で営業運転を開始した電車で,現在は岡山~松山間の「しおかぜ号」(4~8号車)と高松~松山間の「いしづち号」(1~3号車)を,多度津~松山間で併結運転している。今回はおもに指定席車両(1・6~8号車)について,客室のリニューアルが実施される。
指定席車両は,従来の機能重視の内装から“自然豊かな癒しの国 四国”をイメージした,明るく落ち着いた清潔感のあるデザインに改良する。客室内は,腰掛を乗り心地の良いタイプに取り替えるほか,曲線,明るく落ち着いた色調の採用により,ゆとりと清潔感あふれる空間とする。また,パソコン用テーブルも設置される。このほかデッキ部は,木材や木目地の採用などで,内装が一新される。
リニューアル車両は今秋から順次登場する予定で,2006(平成18)年に,全8000系編成のリニューアル完了を予定している。

イラスト提供:JR四国(2点とも)
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デッキ部は木材や木目地の採用で内装を一新


JR東日本 E231系一般型直流電車(東海道本線)

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東海道本線用E231系はダイヤ改正時に登場
JR東日本は,東海道本線の113系置換え用として,近郊タイプのE231系492両の投入を計画している(本誌2003年9月号19ページ参照)。このほど,順次落成が進む国府津車両センター向けの普通車が公開された。
東海道本線用のE231系には,新造時から2階建てグリーン車2両が連結された。また,小山車両センターの既存車からの変更点は,9・10号車のセミクロスシート化によるモハE231型3500番代とクハE231型8500番代の新番代誕生,10号車に車椅子対応トイレの新設,9号車とM-M’ユニットを組む8号車がモハE230型1500番代の新番代となったことで,このほか,各側扉上に設備されたLED式の車内案内表示器が,常磐快速線・成田線用E231系と同様に2段式に拡大された。運転台の機器配置なども変更されている。
国府津車のE231系は,第1編成が基本編成10両(K01編成)+付属編成5両(S01編成)の15両フル編成で落成したが,以降の編成は,基本編成のサハ車2両(6・7号車)を除く13両で新造されている。今後,小山車の基本編成に2階建てグリーン車2両を組み込むことで捻出されたサハ車2両を組み込むことで,15両フル編成が組成される。
なお,E231系のグリーン車は,7月1日から宇都宮線・高崎線で定期運用に入ったが(下記参照),国府津車は今秋実施予定のダイヤ改正より営業運転を開始する予定だ。

撮影:編集部(2点とも)
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2階建てグリーン車は新製時より組成された


JR東日本 宇都宮線・高崎線にグリーン車連結のE231系が登場

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普通列車グリーン車は10月16日から本格営業
JR東日本は,7月1日から宇都宮線,同8日(予定)から高崎線で,グリーン車を連結したE231系の営業運転を開始した。
JR東日本では,今年秋に予定しているダイヤ改正で,湘南新宿ライン・宇都宮線・高崎線で普通列車グリーン車の営業運転を開始する(今秋のダイヤ改正概要は別途紹介)が,既存の編成にグリーン車を連結する作業の都合から,上野または池袋発着で,宇都宮または前橋間に運転される一部の普通列車に先行投入が開始された。営業運転第1号となった編成は,小山車両センターのU508編成で,今後順次,同センターの基本編成の4・5号車に,新造された2階建てグリーン車(4号車にサロE230型1000番代・5号車にサロE231型1000番代)を組み込んだ編成(余剰車は国府津車両センターの基本編成の6・7号車に転用)が運用に入る。
グリーン車の本格営業を開始する今秋のダイヤ改正までは,宇都宮線・高崎線で運転される普通列車グリーン車は“普通車扱い”となり,グリーン料金なしで利用できる。このため,新サービスの「グリーン車Suicaシステム」や「グリーンアテンダントによる飲み物などの車内販売」は実施されない。なお,グリーン車連結列車は車両運用の都合により日によって変更されるので注意されたい。

撮影:塩塚陽介 






JR東海・JR西日本 N700系 形式名とインテリア・エクステリアデザイン決定

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N700系先頭車の完成予想イメージ
JR東海とJR西日本が共同で開発を進めてきた,東海道・山陽新幹線直通用の次世代新幹線車両の形式名,インテリア・エクステリアデザインが決定した。
決定した形式名“N700系”には,700系をベースに進化した「ニュー700系」「ネクスト700系」の意味が込められている。車両の形式番号は,グリーン車に770番代,普通車に780番代が付与される(700系はC・B・E編成ともグリーン車710番代,普通車720番代)。
先頭形状(エアロ・ダブルウイング型)の開発には,航空機の主翼などの開発に用いられている解析手法を鉄道車両で初めて採用。700系と同等の車内空間を確保しつつ,最高300km/h運転に対応した最適な空力特性を備える。車体間は騒音低減のため,伸縮自在な全周ホロを装備。車体側面の行先表示器には大型マルチカラーLEDを採用。行き先や列車名称に加えて列車番号などの表示も行なう。
グリーン車のインテリアには,アクセントに木目を取り入れて高級感を演出。読書灯は従来網棚部に設置していたものを座席の枕部に変更,光源もLEDとなり照度と操作性が向上した。さらに座席にはレッグウォーマー,車端部には大型荷物を置けるラゲージスペースを設置している。普通車の座席も,クッションに新開発の複合バネ構造を採用して座り心地向上を図っている。またグリーン車・普通車ともに客室内の情報案内装置を大型化・マルチカラーLED化し,次停車駅のドア開扉方向の表示など,旅客案内が充実される。
N700系は現在,量産先行試作車の製作が進んでおり(JR東海が発注済),2005(平成17)年3月の完成を予定している。約2年程度の走行試験を経て,2007(平成19)年に営業運転を開始する予定だ(N700系の概要は本誌2003年8月号80ページ参照)。
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N700系グリーン車の完成予想イメージ
N700系普通車の完成予想イメージ