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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両掲載コーナー 2005/04/14更新・5月号より

JR東日本 E531系一般型交直流電車

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灯具類と行先表示器が一体的にまとまりすっきりとした印象のE531系
JR東日本は今夏から,常磐線にE531系を投入する。
E531系の組成はE231系近郊タイプと同様,10両基本編成と5両付属編成の2パターンがある。各編成中のセミクロスシート車両数は基本編成で4両(基本編成両端の各2両),付属編成は仙台方の3両となっている。車体構造はE231系を基本としながら,利用者の利便性や快適性を追求した改良が各所に施されている。車内の配色は暖色系が基調。ドア付近の床面とドア先端部分を黄色で着彩し,注意を促す配色が採り入れられたほか,吊り手はすべてが黒色の新デザインで,吊り手の一部にはつかまりやすさに考慮したロングタイプが採用された。
E531系は,来る7月9日に常磐線で実施されるダイヤ改正にあわせて90両が投入され,JR東日本の通勤・近郊用車両では初めてとなる130km/h走行を開始する(ダイヤ改正概要は本誌6月号で掲載)。2006(平成18)年度までに290両(基本10両編成×22本,付属5両編成×14本)が新造され,常磐線・水戸線の403系と415系の鋼製車が順次置き換えられる。
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ロングシート車 着色された扉付近と形状変更された吊り手が目立つ
セミクロスシート車 基本編成で4両・付属編成は3両がセミクロスシート車

JR東海 N700系量産先行試作車(Z0編成・9000番代)

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最速の東海道・山陽新幹線直通用車両を目指すN700系量産先行試作車
JR東海とJR西日本が共同で開発を進めている東海道・山陽新幹線直通用の次世代車両N700系の量産先行試作車16両編成×1本(Z0編成・9000番代)が完成した。
N700系は,新幹線では初めてとなる車体傾斜システムの導入が最大の特徴だ。東海道区間に50カ所ある半径2500mのカーブを,車体を軌道内側に1度傾けることで270km/h走行を可能にしている。また,起動加速を在来線の通勤型車両と同等の2.6km/h/sとして,700系よりも3割向上させているが,走行抵抗の軽減や電力回生ブレーキの有効活用によって,消費エネルギーが700系に比べ約1割減少している。
客室内は,グリーン車の腰掛に座面と背もたれが連動してリクライニングする“シンクロナイズド・コンフォートシート”を採用。足元を暖めるレッグウォーマーも設備された。普通車では3人掛けの腰掛について,中央席以外の座席幅を430mmから440mmに拡大したほか,室内照明が電球色となり温かみが演出された。
N700系は3月10日の終列車後から試運転が開始されており,2007(平成19)年春の営業運転開始に向けて走行試験が進められている。
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グリーン車は上品でやすらぎのある落ち着いた空間に デッキを含めて高級感ある仕様
普通車はグリーン車と同様に電球色の蛍光灯を中央に配置 明るく開放感ある空間を創造

JR東日本 E721系(仮称)一般型交流電車新造計画を発表

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E721系(仮称)の外観イメージ
JR東日本仙台支社は,仙台空港アクセス鉄道(仙台空港鉄道名取~仙台空港間・約7.1km)との相互直通運転用車両として,E721系(仮称)を新造する計画を発表した。
E721系は,客室の床面高さを仙台都市圏の標準的なホーム高さとほぼ同じ(床面高さ950mm)にして車両入口との段差をなくし,バリアフリー化が推進される。このほか,バリアフリー関連として車椅子スペースと車椅子対応トイレ,ドア開閉チャイム・予告灯,ドア上のLED式案内表示器が設備される。
車内の座席配置はセミクロスシートとなり,座席定員は701系よりも多く確保される。車体幅と天井高さを701系よりも拡大し,冷暖房能力の向上や吊り手配置の見直しなどによって,全体的に車内環境の改善が図られる計画だ。外国語の案内放送と荷物置場も設備される。
第1陣となる2両は,2005(平成17)年12月頃の完成を予定し製作が進められる。なお,仙台空港アクセス鉄道は2006(平成18)年度の開業を目指して建設が進められている。






JR東日本 E954型・E955型の概要を発表

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E954型の先頭形状イメージ 上が8号車・下が1号車の予定形状
JR東日本が開発を進めている新幹線高速試験電車の概要が,このたび発表された。
試験電車は新幹線専用のE954型(愛称:FASTECH360S)8両編成×1本と新在直通用のE955型(同:FASTECH360Z)6両編成×1本を製作予定。技術開発上の目標を360km/h運転とし,高速性,信頼性,環境適合性,快適性などのあらゆる面で世界最高水準を目指す。
試験電車の性能は最高速度405km/hで,新たに開発された小型高出力の主回路機器が3方式搭載され,比較試験が行なわれる。主電動機には効率のよい永久磁石同期電動機が搭載される予定だ。このほか鉄道車両初の技術として,非常ブレーキ距離の短縮をねらう空気抵抗増加装置が搭載される。
新幹線専用のE954型は2005(平成17)年6月に竣工し,2007(平成19)年度まで東北新幹線仙台~北上間を中心に走行試験が行なわれる予定。また,新在直通用のE955型は2006(平成18)年春の竣工予定で,同年春以降は両形式のすれ違い・併結走行試験も計画されている。






JR九州 883系リニューアル車“新・ソニック”

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全面ブルーメタリックに一新した883系リニューアル車“新・ソニック”
JR九州は,去る3月24日の特急「ソニック14号」より,883系リニューアル車“新・ソニック”の営業運転を開始した。
883系は,今年2005(平成17)年で誕生10周年を迎えるが,このほど5両編成×3本・7両編成×5本の全50両について,外観塗装や車内設備を一新することとなった。今回は5両編成×1本(AO-8編成)が“新・ソニック”となったが,残る883系は2006年夏にかけて,順次にリニューアルされる。
リニューアル版“新・ソニック”は,賑やかな20世紀のモダンな車両から,心をゆたかにしてくれる21世紀のやさしいデザインへと変化させている。外観塗装は,東九州の海岸をイメージして全面ブルーメタリック色に一新。いっぽう客室内は,普通車の床面をフローリングに変更するとともに,化粧板や腰掛のシート布地を変え,明るい室内空間に一新している。また,便利な機能を充実させており,1号車全席にパソコン用コンセントを設置したほか,車椅子対応トイレの扉を開き戸から引き戸へ変更している。






三陸鉄道 36-600型新レトロ調車両“さんりくしおさい”

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レトロ調の新造車36-600型“さんりくしおさい” 1両が導入された
三陸鉄道では,1989(平成元)年に導入した2両編成の“くろしお号”“おやしお号”以来16年ぶりとなるレトロ調車両として,36-600型“さんりくしおさい”を投入した。
36-600型は昭和初期をイメージして製作され,外観は茶系の塗装にゴールドのライン,ダブルルーフ調の屋根でレトロイメージを演出。車内照明にはシャンデリアが採り入れられ,壁面と床は木目仕上げとされた。車内は曲線を基調としたゴージャス感のある座席とあいまって,全体を落ち着いたイメージでまとめつつ,華やかさと豪華さを演出している。また座席の各ボックスには大型テーブルが設置され,車内で食事などを楽しみながら車窓を楽しめるよう考慮されている。
36-600型は3月13日に営業運転を開始した。