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DJ 鉄道ダイヤ情報

9月15日発売
定価:895円(税込)

新型車両掲載コーナー 2007/05/11更新・6月号より

JR東海・JR西日本 N700系新幹線電車(量産車)

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東海道・山陽新幹線直通用の新型車両N700系に量産車が完成した
JR東海・JR西日本は,新しい東海道・山陽新幹線直通用車両としてN700系の共同開発を進めてきたが,このほどJR東海が発注した量産車が完成し,報道公開された。
N700系は,車体傾斜システムを日本の新幹線車両で初めて採用。東海道区間にある半径2500mの曲線を,乗り心地を維持しながら270km/hで走行し,東京~新大阪間の所要時間を5分短縮する。また,山陽区間では最高300km/h運転を実施する。
すべての台車には,車体傾斜システムとともに高性能セミアクティブ制振制御装置が装備され,車体間ダンパなどとあわせて車両の揺れを低減し,乗り心地を向上させている。また,構体のダブルスキン範囲の拡大や全周ホロ・低騒音型の床下機器の採用により,デッキ部を含めた車内の静粛性を高めている。
700系に比べて編成出力を約30%向上させたが,加減速頻度の減少,空力特性に優れたエアロ・ダブルウイング型の先頭形状の採用,車体・床下機器の平滑化による空気抵抗の低減などの効果もあって,省エネルギー化を実現している。
N700系は7月1日ダイヤ改正で8本の「のぞみ号」に投入され,営業運転を開始する。
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グリーン車の客室内 腰掛は“シンクロナイズド・コンフォートシート”
普通車の客室内 腰掛幅はB席(460mm)を除く各席が440mmに拡大された
 

JR東日本 キハE200形(ディーゼルハイブリッド車両)

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世界初の営業用ディーゼルハイブリッド鉄道車両となったキハE200形
JR東日本は,新しい動力システムを採用した気動車としてキハE200形を新造した。
キハE200形は,営業用の鉄道車両では世界で初めてとなるディーゼルハイブリッド車両で,ディーゼルエンジンは発電用として使用し,駆動には電気モータが使用される。
ディーゼルハイブリッドシステムでは,エンジン動作で発電機を回し,発電した電力を蓄電池に充電。この充電電力でモータを回して駆動するのが基本的な電力の流れだ。キハE200形では,発車時は蓄電池の充電電力でモータを回し,加速時には,充電電力と発電機からの電力を合わせてモータを回す方式を採用。ブレーキ時にはモータを発電機として利用し,回生エネルギーを電気に変換して蓄電池に充電する方式としている。
新しい動力システムは,キヤE991系“NEトレイン”での試験結果を受けて実用化されたもので,今回は3両を新造。今年の夏頃から小海線での営業運転を予定している。
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腰掛は車両中央部にクロスシートを配置 定員は117名
キハE200形の運転台

東武鉄道 50070系/9000系(地下鉄副都心線乗入れ対応車)

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東武50000系シリーズの第3弾は50070系 地下鉄副都心線・有楽町線乗入れに対応する
東武鉄道は,東上線~東京地下鉄有楽町線・副都心線(2008年6月開業予定)の相互直通運転に対応する50070系を新造するとともに,東上線~有楽町線の相互直通運転に使用している9000系の副都心線相互直通運転対応化改造を開始した。
50070系は,50000系・50050系がベースで,副都心線での運転に対応するATO(自動列車運転装置)を搭載。客室内は,座席布地の色と柄が50000系・50050系から変更されている。また,列車種別・行先表示器には東武初のフルカラーLEDが採用された。
50070系は2006(平成18)年度分として10両編成×2本が搬入されており,2007(平成19)年度はさらに10両編成×2本が投入される予定だ。
いっぽうの9000系は,量産車最若番の編成(9102編成)が先陣を切って改造された。車体構体や走行機器を活用しつつ,車内のイメージや保安装置などが50070系と揃えられている。とくに運転台ハンドル周りは50070系とほぼ共通化され,ATO関連設備などの設置とあわせてワンハンドルマスコン化された。前頭部のスカート設置,列車種別・行先表示器のフルカラーLED化,集電装置のシングルアーム化も行なわれている。
なお9000系の試作車(9101編成)は,副都心線直通化改造は実施されない予定だ。
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50070系の運転台 9000系改造車もパネルの構成を含めほぼ共通化されている
前頭部の仕様変更でイメージを変えた9000系副都心線乗入れ改造車
 

京浜急行電鉄 新1000形(6次車)

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京浜急行電鉄初のステンレス製車体となった新1000形6次車
京浜急行電鉄は,3月31日から新1000形6次車8両編成×1本の営業運転を開始した。
6次車は8両編成の4・5次車をベースとしているが,車体と主要機器の全面的な変更が行なわれており,車体は,京急で初めてステンレス製車体が採用された。ただし,先頭部は赤色塗装済みの普通鋼製として,強度を向上させている。また,ワイパカバーが廃止され,“1000”の数字はスリットから直接表記に変更されている。
車両性能は従来と同等だが,制御装置・主電動機を1500形VVVF化改造車と同一の国産品に変更。集電装置はT車への2台搭載から搭載車種が変更され,計5台搭載となった。いっぽう客室設備では,車端部の4人掛けクロスシートを廃止して,腰掛配置をオールロングシートに変更。側窓は,従来はすべて固定式だったが,一部を下降窓化して,排気扇を廃止した。また,側窓と側引戸のガラスは単層緑色の熱線吸収強化ガラスに変更され,側引戸の客室側化粧板が廃止された。
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車端部はクロスシートからロングシートとなり 全席がロングシート化された
乗務員の安全性・運転操作性を考慮して運転台と運転席の高さは150mm向上

西武鉄道 30000系が2008(平成20)年春にデビュー

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車体幅2930mmのワイドボディとなる西武鉄道30000系
西武鉄道は,2007(平成19)年度から2011(平成23)年度にかけて新型通勤車両30000系を120両製造し,3ドアの通勤車101系と301系を置き換える計画を発表した。
30000系の車両愛称とコンセプトは“Smile Train(スマイル トレイン)~人にやさしく,みんなの笑顔をつくりだす車両~”とされ,強固なアルミダブルスキン構体を使用して安全性を高めるほか,車両情報管理装置に信頼性の高いシステムを採用し,故障発生による輸送障害低減を目指す。また車内の貫通引戸は大型ガラスが採用される。
30000系はまず2007年度に8両編成×3本を製造,第1陣は2008(平成20)年1月の竣工が予定されている。2011(平成23)年度までに計120両の陣容となる予定だ。






JR北海道 キハ183系ラッピング車「旭山動物園号」編成

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4月28日に営業運転を開始したキハ183系特急「旭山動物園号」
JR北海道は,4月28日から札幌~旭川間で特急「旭山動物園号」の運転を開始した。
この列車には,『旭山動物園』をイメージして内外装をラッピングした,キハ183系4両が使用される。ラッピングデザインは,かつて『旭山動物園』の飼育係を務め,現在は絵本を中心とした創作活動を行なっている,あべ弘士氏によるオリジナルとなっている。
特急「旭山動物園号」は全車指定席の多客臨時列車として運転される。4月28日から9月までの運転日は,土曜・休日や夏休み期間を中心とした68日間が計画されている。
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各腰掛は“どうぶつシート”として枕カバーに動物のイラストが入れられている
1号車の運転台後部はフリースペースの“モグモグコーナー”