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交通新聞社新書 創刊10周年 感謝フェア2019 企画募集キャンペーン  入賞者結果発表!

2020年3月26日

交通新聞社新書10周年ロゴ厳正なる審査の結果、下記の2名の方に決定いたしました。
今回はたくさんのご応募、誠にありがとうございました。

~優秀賞~(旅行券50,000円分)
該当者なし

~入賞~(旅行券10,000円分)
『車内補充券読本 車内補充券がわかれば、鉄道・社会がわかる』
梅澤 有人 様(宮城県)

講評:「きっぷ」とは鉄道と乗客を結ぶ大切な接点です。しかも鉄道開業時から今日まで連綿と存在しているにも関わらず、大きく取り上げられることが少ない影の存在でもあります。その「きっぷ」のなかから「車内補充券」のつくりの特徴を取り上げて解説する筆致には、鋭敏さがありました。半面、IC化によって紙製の「きっぷ」を手にする機会が大幅に減っている昨今、「車内補充券」自体が稀有になっているため、タイトルが示す「鉄道・社会がわかる」までどう述べていくかに評価の焦点が集まりました。

『信号場を歩く』
杉田 新 様(神奈川県)

講評:誰もが目にすることができる鉄道路線図や時刻表には載らない「信号場」という着眼点が評価されました。信号場を訪れ、その状況や見どころを著していく探訪記のスタイルで、著者の丹念な訪問ぶりと観察眼に裏付けされた文章が印象的でした。信号場のような地図に載っていない停車場は"鉄道趣味最大のミステリー"と評する著者の個性が表現されています。交通新聞社新書のニーズを考えた場合、訪問記スタイルでどこまで読者を惹きつけられるか? 構成や展開のアイデアが重要になってくると思います。