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■気になるニュースから■ 広島電鉄 「宮島線開業100周年記念事業」22日スタート

2022年8月13日

広島電鉄は、22日から来年3月まで「宮島線開業100周年記念事業」を展開する。宮島線は1922年8月22日、現在の広電西広島―草津間で開業。記念事業は、これまでの利用に感謝を伝えるとともに、これからの100年を見据え、沿線エリアを含めた同線の魅力向上を図るのが目的。

 ■シンボルマーク

宮島線を表す「赤色」と宮島を囲む海の「青色」を基調とし、「ありがとう宮島線、これからも。」のメッセージの下に、同線のシンボルとして7月に開業した広電宮島口駅舎と最新型車両(5200形グリーンムーバーエイペックス)」をデザイン。

広電ロゴマーク.JPG

■記念ヘッドマーク掲出

22日から宮島線運行車両(約35編成)に、シンボルマークをヘッドマークとして掲出する。

広電ヘッド.JPG

■記念グッズの発売

25日から宮島線開業100周年を記念したオリジナルグッズ3種類を千田、広島駅、横川などの営業センター(広電直営店)で販売する。

・方向幕アクリルキーホルダー

宮島線の方向幕をデザインしたキーホルダーを中身が見えない形でランダム販売。レアデザイン、シークレットデザイン含み全10種類。縦19.5㍉×横62㍉、アクリル製、ナスカン金具付き。1個400円。

広電キーホルダー.JPG

・フェイスタオル

宮島線路線図(全駅名)、沿線の名所・特産物、宮島線の歴史を象徴するモチーフをデザイン。縦 32㌢×横 87.5㌢、綿100%。1枚1200円。

広電フェイスタオル.JPG

・クリアファイル

宮島線で運行された歴代の車両(高床車、旧ドルトムント市内電車など)や現在活躍中の車両(5200形グリーンムーバーエイペックス、3700形ぐりーんらいなーなど)をデザイン。A4サイズ、2枚組。1組600円。

広電クリアファイル.JPG

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同社では、「つながり」をテーマに沿線関係者らと情報・意見交換を行う「みやじません ヒト・コト トーク」を開催。1回目は18日18~20時に広電宮島口駅構内で。

また、連携事業として7月からスタートしたリレー講座「宮島電車のはなし」(沿線公民館、市民センター、電車愛好家団体「路面電車を考える会」共催)は来年1月まで全9回開催する予定。

同社では事業終了後も宮島線全線開通100周年を迎える31年2月ごろまで継続的な取り組みを実施していく。

 

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