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■気になるニュースから■ 日本初!「電気自動車」「自動運転」の教育・研究に特化した専門職大学 2023年4月開学

2022年9月6日

学校法人赤門学院(仙台市、理事長・國分活妙)は2023年4月、山形県飯豊町に「電動モビリティシステム専門職大学」を開学する。

電気自動車、自動運転の教育・研究に特化した日本初となる専門職大学。次代を担う人材『Pioneer in e-Mobility system(電動モビリティシステム開拓者)』を養成し、第一線で活躍する電気自動車、自動運転の研究者、開発者、設計者を日本のみならず世界の自動車関連産業に輩出することを目的とした。

電気自動車システムの専門4分野「電池」「モーター・インバータ」「車体」「自動運転」を基軸に、関連する知識・技術・スキルを体系的に学ぶことができ、卒業時には大学の学位である「学士(専門職)」を取得することができる。入学定員40人/1学年に対し専任教員23人を配するなど手厚い教育体制を構築する。

 

○学長候補者 清水 浩

1947年、宮城県生まれ。慶應義塾大学名誉教授。電気自動車を中心とした研究に従事。2004年に世界最速の8輪駆動の電気自動車「Eliica(エリーカ)」を開発。現在までに15台の電気自動車の開発に携わる。日本における電気自動車開発のパイオニア。

 

○設置予定学部・学科

「電気自動車システム工学部」「電気自動車システム工学科」 (入学定員・40人/1学年)では、工学や専門分野の基礎と技術の理論を講義で学び、豊富な実習科目や企業の製造及び開発現場でのインターンシップを通じた実践教育を行う。電気自動車と自動運転システム全体やその構成要素である「電池」「モーター・インバータ」「車体」「自動運転」について学習した後、好きな分野を一つ選び深く学ぶことができる。構想力、創造力を養うため1年生から卒業まで研究室に所属して研究を続け、自動車関連産業と社会をけん引する人材を育成する。

  

〇ロゴマーク

ロゴマークをデザインしたのは、世界的なカーデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ氏。同氏の子息で、同じく世界的なデザイナーであるファブリッツオ・ジウジアーロ氏が非常勤講師として携わる
ロゴとなっている英語名称はProfessional University of Electric Mobility Systems

ロゴマーク.JPG

〇大学概要

■大学名称 :電動モビリティシステム専門職大学

■開学時期 :2023年4月1日

■所在地 :〒999-0602 山形県西置賜郡飯豊町大字萩生1725-2

■アクセス :JR米坂線萩生駅から徒歩25分

https://mobility.ac.jp/

  

大学外観.jpg 

飯豊町に開学する「電動モビリティシステム専門職大学」の建物外観イメージ