2022年11月12日
阪急電鉄が2016年度から取り組む駅トイレのリニューアル計画。駅トイレの美装化と機能向上を目指し、和式大便器を洋式化、全ての洋式大便器に温水洗浄便座の設置を進めている。
「駅トイレリフレッシュプロジェクト」は、「快適性」「機能性」「環境性」をもとに推進。
快適性では「すべてのトイレで居心地のいい『やさしい』空間を提供」
機能性では「おむつ交換台、ベビーキープ、フィッティングボード、オストメイト設備などを整備」
環境性では「環境に配慮した機器や工法を採用」
とした。
■9月20日時点の進捗率は38%
22年9月20日時点での工事完了・一部完了は神戸線(今津線、伊丹線、伊丹線、甲陽線、神戸高速線含む)14駅、宝塚線(箕面線含む)9駅、京都線(千里線、嵐山線含む)14駅。進捗率は38%。
22年度下期以降も駅トイレリニューアルが相次いでいる。
10月4日からは大阪梅田駅2階構外中央男子トイレと3階構外西多機能トイレが一新。同6日から今津線仁川駅、同18日から宝塚線曽根駅が使用開始した。11月8日から今津線甲東園駅西宮北口方面ホーム、今津線今津駅、10日には京都線長岡天神駅のトイレをリニューアルした。トイレリニューアル情報は、同社ホームページでそのつど公表している。
駅トイレリフレッシュプロジェクトの整備完了予定は2025年度。
長岡天神駅男性用トイレの内観