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■気になるニュースから■ 上信電鉄が発売 「トランプではありません 観光促進型カードです」

2022年9月13日

上信電鉄は12日、地域と鉄道をつなぐ観光促進型カードゲーム「上信電鉄カードゲーム」の発売を開始した。世界遺産の富岡製糸場や荒船風穴をはじめ、多くの観光地が点在する沿線の魅力を楽しく伝えるために企画された。

キャッチコピーは「トランプのようでトランプではない。でもトランプもできる。」。

カードは、下り起点・高崎駅から上り起点・下仁田駅までの21駅に「1~21」のナンバーを付け、各駅カードには最寄りの観光地と歴代の車両を描いた。プレーヤー4人を前提に、カード枚数はオールマイティーの「JOSHER(ジョーシャー)」2枚を加えた86枚とした。

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遊び方は「大鉄道」「スポット」の2種類

 

■大鉄道

トランプでいう「7ならべ」「大富豪」に近い。86枚全てをプレーヤーに配布。最初のプレーヤーの「①高崎」または「㉑下仁田」のいずれかをテーブルに置いてゲームがスタートする。①高崎の場合には次駅「②南高崎」、㉑下仁田の場合には次駅「⑳千平」のように、下り、上りの駅順に並べていく。「⑨吉井」「⑭上州富岡」には1枚だけ下り上りどちらでも使えるカードがあり、ゲームチェンジャーの役割を担う。最終的に手持ちのカードがいち早くなくなったプレーヤーが勝利する。

 

■スポット

86枚の中からプレーヤーに5枚配付。各プレーヤーが「山札」から1枚めくり、要らないカードをテーブルに捨てる。3巡目終了時の手持ち5枚カードの組み合わせで勝敗を競う、トランプのポーカーに近い。

ポーカーの「ロイヤルストレートフラッシュ」ではないが、最高峰の役は70点の「主要」。上信電鉄主要駅となる高崎、吉井、上州福島、上州富岡、下仁田のカード5枚の組み合わせ。60点の「上州」は駅名に「上州」の付く5駅(上州新屋、上州福島、上州富岡、上州七日市、上州一ノ宮)、同じく60点の「連結」は駅の数字が連続している、とした。

このほか、高校最寄り駅の「高校」、無人駅の「無人」といった地域密着型の役も。同一数字によるファイブカード、フォーカード、スリーカード、ペアの組み合わせは、まさにポーカーと同じ。なお、親の得点は上がった場合に2倍になる。

 

対象年齢8歳以上。価格は1650円。

上信電鉄高崎駅、若草印刷本社(群馬県富岡市)、若草ONLINEで取り扱う。

 

カード製造した若草印刷では、「2種類のオリジナルゲームには、上信電鉄の要素がふんだんに盛り込まれており、トランプのゲームをベースとしているので大人からお子様まで幅広く楽しむことができます。鉄道と地域をつなぐ観光促進型カードゲームでローカルな旅気分を味わってみませんか?」とPRする。

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上信電鉄

https://www.joshin-dentetsu.co.jp/

若草印刷

https://www.wakakusa.ne.jp/products/58