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■気になるニュースから■ パリ五輪マラソン男子日本代表 3枠争う「MGC」10月15日号砲

2023年3月7日

■JR東日本から3選手、西鉄から2選手出場へ 

10月15日に東京都内で開催される「パリ2024オリンピック競技大会マラソン日本代表選考競技会」(MGC=マラソングランドチャンピオンシップ)の男子で、JR東日本ランニングチームに所属する其田健也、作田直也、作田将希の3選手、西日本鉄道の山口武、久保和馬の2選手など、国内トップランナー62人が出場し、代表3枠を争う。

MGC出場には、「マラソングランドチャンピオンシップチャレンジ(MGCチャレンジ)」に定めた順位や記録などの条件を突破していることが条件となる。

男子は、ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ加盟大会として、第1期指定大会(21年11月~22年3月)で5大会、第2期指定大会(22年4月~23年3月)で6大会が設定された。

JR東日本ランニングチームの其田健也選手は21年3月の「東京マラソン2021」で2時間07分23秒の日本人2位となり順位・記録で条件を満たした。作田直也選手は23年2月の「第71回別府大分毎日マラソン大会」で2時間09分06秒の日本人8位、作田将希選手も「大阪マラソン2023」で2時間07分49秒の日本人7位となったが、いずれも一定の条件を満たしたことで、MGCチャレンジ「ワイルドカード」による出場権を得た。

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 写真は左から其田、作田直、作田将の3選手

  

西日本鉄道の山口武選手は22年8月の「北海道マラソン2022」で日本人選手4位(2時間11分55秒)となり選考条件をクリア。久保和馬選手は同12月の「福岡国際マラソン2022」で日本人選手4位(2時間09分19秒)となったが、「ワイルドカード」での出場権を獲得した。5人はいずれも初出場。

MGCは、東京・国立競技場をスタート・ゴールとする42.195㌔で行われ、途中、上野広小路、内幸町、小川町、上野広小路、内幸町、大手町・内堀通りの6回の折り返しを設けた。

パリ五輪のマラソン日本代表選手枠は3人。MGC1位と2位の選手と、MGCファイナルチャレンジ設定記録を突破した記録最上位の選手1人が日本代表に内定する(該当選手がいない場合はMGC3位の選手)。

 詳しくは大会ホームページで。

 https://www.mgc42195.jp/