■気になるニュースから■ 「駅ナカプロレス」！ 浦和美園駅ホームにリング 22日開催
2023年4月15日
埼玉高速鉄道は22日、埼玉スタジアム線浦和美園駅３番線ホーム（臨時ホーム）で、鉄道業界では初めてともなる「駅ナカプロレス」を開催する。駅のにぎわい創出の観点で、プロレス団体Alma Libre（アルマリブレ）とスペシャルタッグを組んで、試合はじめ子ども向けプロレス教室を企画した。
走行中の鉄道車内でのプロレスイベントを行うケースは、利用者減少などに悩む地域鉄道の一部（ＪＲ東日本只見線、久留里線、山形鉄道フラワー長井線など）での集客施策としての事例はあるが、駅ホームスペースに特設リングを設営するのは、ほとんどない。同駅３番線ホームは、駅近くの埼玉スタジアム2002で開催されるサッカーなどのスポーツイベントなどの際には、スムーズな旅客流動を図るために臨時使用しており、今回、イベント用として有効活用する。
同社では、「プロレスファンにはホーム上という異空間での迫力ある試合が楽しめる。鉄道ファンにはリングの真横を列車が走るという貴重な光景を見ることができる。子どもにはプロレスに触れ合い、本格的なリングに上がることができる」と、イベント開催のメリットを強調する。
プロレスイベント開催に当たっては、可動式ホーム柵（ドア）が設置されているとはいえ、列車が発着するホームに近接していることを踏まえて、安全面での万全の体制を敷く。
イベント名称は「駅ナカプロレスｉｎ浦和美園」。14時から中学生以下の子どもを対象としたプロレス教室、15時から同団体の「駅ナカプロレス旗揚げ戦」を開催。観戦には2000円のチケットが必要（中学生以下は無料）で、前売りチケットはAlma Libre公式メール almaxlibre@gmail.comから申し込む。当日分もある。
観戦代には、記念品（当日限定デザインステッカー、 埼玉スタジアム線グッズ）を付ける。希望者には、試合後に選手との写真撮影もできる。
■Alma Libre
AlmaLibre - 総合エンターテイメント【AlmaLibre】 (wordpress.com)
東京都板橋区に本拠を置く総合エンターテインメントプロレス団体で、「癒しと元気と幸せ運ぶ 豪華客船Alma Libre号」がコンセプト。単なるプロレス興行だけでなく、団体・個人として各種の地域支援活動、ボランティア活動にも取り組み、活動内容は「上陸日誌」としてホームページ上で紹介。また、選手は「クルー」と称され、試合スケジュールなどは「運航日誌」で紹介されている。
AlmaLibreには、定アキラさん、YAKOさん、鈴木ユラさん、リングアナウンサーを兼ねるKaguya.Asukaさん、メキシコ人覆面レスラー・Regulusさん、緑野アミサさんらが所属する。
22日はプロレスリングBASARA所属の下村大樹さん、Team Motion 所属の清水来人さんらが参戦予定。
埼玉高速鉄道