2023年1月13日
京王電鉄は16日から、井の頭線渋谷駅に新鮮なサラダなどが並ぶ自動販売機「SALAD STAND(サラダスタンド)by OFFICE DE YASAI」を設置、サラダなどを販売する実証実験を開始する。
同社とReGACY Innovation Groupが実施している外部企業との共創によるオープンイノベーションプログラムで採択したKOMPEITO(東京都品川区)との共同実証。駅構内の自販機で産直野菜のサラダなど健康にこだわった商品を販売し、自販機ニーズの検証、AI(人工知能)カメラによるマーケティングデータ(性別・年代・購入商品など)収集による駅の価値向上・駅構内スペース有効活用などを図る。
商品はサラダ(880円)、コールドプレスジュース(1200円)、冷製ハンディスープ(500円)、サンドイッチ(350円)、カップフルーツ(250円)など。決済は交通系ICカードやクレジットカードなど、現金での購入はできない。
設置は中央口改札外コンコース。利用は始発から終電まで。今後、自販機に搭載のダイナミックプライシング機能なども活用、フードロス削減に向け、販売動向などのデータをもとに最適な価格を導き出して販売することも検討する。