2023年3月30日
相鉄グループの相鉄ホテル、相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメント、JR東日本グループの横浜ステーシヨンビル、ルミネなどで構成する、一般社団法人の横浜西口エリアマネジメントは29日から、横浜市西区のドン・キホーテ横浜西口店横のNiigo ひろば(ドン・キホーテ横浜西口店横)で、IoTスマートリサイクルボックス 「SmaGO(スマゴ)」を設置、ごみ分別回収の実証実験を開始した。
横浜駅西口周辺では、ごみのポイ捨てが多く、ごみ問題が深刻化。日常の清掃活動だけでは散乱ごみの問題を解決することは難しい。そこで、リサイクルボックスを常設することで、ポイ捨て抑制や街美化に対する意識の変化、ごみ分別の意識醸成などにつなげていく。
「SmaGO」は、「ペットボトル・かん・びん用」と「その他用」2台1セットとした。
投入されたごみは、自動的に5分の1に圧縮されるという。動力源はソーラーパネルで蓄電した電力を活用。ごみの蓄積状況は通信機能を介してリアルタイムに管理・分析する。
今後、社会性の高い「屋外広告」を躯体面に掲出し、「広告メディア」として運用し、広告収益をごみ回収や機器管理の費用などに充当していくことも検討する。
2024年3月末まで設置予定。
「SmaGO(スマゴ)」は、フォーステック(東京)が展開するソーラー発電機能や圧縮機能、通信機能を搭載したIoTスマートゴミ箱。全世界50カ国以上、7万5000台以上導入されている。