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■気になるニュースから■ 駅構内に「冷凍寿司」自販機 大阪メトロなかもず駅

2023年5月4日

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)御堂筋線なかもず駅に、冷凍寿司の自動販売機が設置され、話題を呼んでいる。

冷凍寿司自販機.JPG

駅構内の自販機といえば飲料、菓子、パン、玩具などが定番。最近では冷凍のラーメン、総菜、精肉・肉加工品、さらには駅弁、イチゴ、野菜など、その販売品目は多岐にわたっているが、冷凍寿司はほとんどない。

大阪メトロでは、駅構内の利便性向上を図るため、非対面型の専用ロッカーで商品を受け取ることができる「デポる。」と名付けた施策を展開中。2022年3月に中央線弁天町駅で処方箋を受け取れる専用ロッカーを設置しており、「デポる。」自販機は初めて。4月26日に設置された。

冷凍寿司を提供するのは、1975年に塩干物の卸販売会社として営業開始し、全国漁港から直送される魚介類はじめ、総菜、テイクアウト寿司の販売、回転寿司店をチェーン展開する大起水産(大阪府堺市)。

販売するのは、

・冷凍押し寿司 焼きさば:8貫1000円

・冷凍押し寿司 穴子:8貫1000円

・冷凍押し寿司 エビ:8貫1000円

・冷凍押し寿司 焼きさば:4貫500円

・冷凍押し寿司 穴子:4貫500円

・冷凍押し寿司 エビ:4貫500円

・冷凍いなり寿司(焼きさば、五目、カレー):各1貫 計3貫300円

大起水産によると、冷凍寿司は長期保存が可能で、食べたい時に解凍するだけで「握りたて」の味を楽しめるという。さらに、解凍後に温めると風味、おいしさが増すという。解凍方法は急ぎの場合は「湯煎+電子レンジ」だが、通常は「自然解凍+電子レンジ」で行う。

自販機は同駅改札外8号出入口付近に設置。営業時間は初電から終電まで。

エビ押し寿司.JPG

冷凍押し寿司 エビ

押しずし3巻.JPG

冷凍いなり寿司(焼きさば、五目、カレー)