2023年8月31日
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は、駅・施設に空飛ぶクルマの離着陸場を設置することを想定した調査活動に着手する。大阪での空飛ぶクルマを活用したビジネス展開を見据え、「想定されるネットワーク」「交通結節点と一体化した離着陸場のイメージ」「検討の中で洗い出される課題、ロードマップ」を調査目的とした。大阪メトロでは「鉄道、路線バス、オンデマンドバスなどの既存交通と空飛ぶクルマの連携などに向けた離着陸場の建設や運用上の課題、効果などを整理していく」とした。
調査には航空事業経験からの知見提供、事業推進に係る業務支援を行う兼松、駅・施設における離着陸場ネットワーク構想およびプロトタイプづくりを担当するSkyportsも参加する。
調査期間は2024年3月末まで。調査は、大阪市「令和5年度空飛ぶクルマ社会実装促進事業補助金」、大阪府「令和5年度 空飛ぶクルマ都市型ビジネス創造都市推進事業補助金」に採択されている。
(※)空飛ぶクルマ
「電動」「自律飛行」「垂直離着陸」という3つの特徴を備えた次世代の乗り物。