2023年10月7日
福井県の第三セクター鉄道・ハピラインふくいは、同社初のオリジナル商品「越前和紙懐紙」を製作した。
福井の伝統工芸、越前和紙とコラボレーション。同社のロゴマーク・ひし形を花びらのようにレイアウトしたデザイン。同社では「お菓子の敷紙にしたり、メッセージを書き込んだり、折りたたんでぽち袋やラッピングにしたりと、アイデア次第でいろいろな使い方ができます」とPR。大きさは145㍉×175㍉。山岸和紙店(福井県越前市)が製造。
770円(開業前まで620円)。21日の福井鉄道田原町駅「鉄道ふくいフェスタ2023」ハピラインPRブース、22日の福井鉄道田原町駅、JR貨物南福井駅「鉄道ふくいフェスタ2023」ハピラインPRブースで販売する。
■ハピラインふくい
2024年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に伴い、同日から並行在来線として、JR西日本から移管される福井県内の北陸線敦賀―大聖寺間(84.3㌔、駅運営管理は敦賀―牛ノ谷間18駅)の鉄道運行を担う。
19年8月13日に運行会社「株式会社ハピラインふくい」設立。福井県、福井市、敦賀市など沿線自治体、地元銀行などが出資した。社員数は約280人(開業時予定)。本社所在地は福井市大手2丁目4番13号。
愛称は「ハピライン」。社名は「ハピネス(しあわせ)」は、福井県の「福」を表した。同社では「ひと」と「まち」を、鉄道が線(line)となって「つなぐ」ことで、「しあわせ」な福井の未来を創っていきたい、という姿勢を表した。
ロゴマークは「ハピライン」と「ふくい」のそれぞれの頭文字「H」と「F」をひとつのマークにした。「安定感のある三角形とひし形をやわらかなフォルム。その間(はざま)には、どんな明日へでも繋がっていけるラインが浮き上がっています」(同社)と説明する。