取材経験豊富な著者が、日本の鉄道事情を鋭く、優しく捉えた実録的な評論集です。
大手の鉄道については、刻々変わりゆく現状を、地方の私鉄については、知られざる取組みが潜んでいることを紹介。
それぞれのプロジェクトの意味合いを考え、日本の鉄道の将来像を予見します。
■序章 江ノ電という身近な存在-
■第一章 話題の列車に乗ったこと
第1話 新幹線再発見
第2話 やっぱりSLがいちばん? 保存蒸機の話
第3話 津軽鉄道ストーブ列車
第4話 暑くて、楽しい松山の鉄道
第5話 明治村と近鉄「しまかぜ」の旅
第6話 「トワイライトエクスプレス」24時間の旅
第7話 惜別! 寝台特急「カシオペア」
第8話 消えた夜行列車
■第二章 地方を旅したこと
第9話 三陸の鉄道を訪ねる
第10話 余部橋梁の変貌
第11話 人の波溢れる秘境駅~
第12話 大町から立山へ~
第13話 佐原から銚子へ
第14話 松本から小布施へ
第15話 「山線」の変わらない魅力
第16話 北陸新幹線と第三セクター鉄道
■第三章 鉄道の現場を訪ねたこと
第17話 九州鉄道記念館訪問
第18話 運転士はいつも遅刻の夢を見る
第19話 船乗りも鉄道員
第20話 幸福駅のいま
第21話 カレー。この奥深き一品
第22話 美味しい駅弁の作り手を訪ねる~
第23話 雪に埋もれていた土合駅駅舎
第24話 人間がカメラに煽られる時代
■第四章 地域の活力をもらったこと
第25話 大井川鐵道に通う
第26話 天竜浜名湖鉄道で「国鉄」の旅を
第27話 小さな駅の売店が鉄道を変える
第28話 若桜鉄道は花盛り
第29話 トレンドになったレストラン列車
第30話 「一円電車」の復活に賭ける人たち
第31話 甦れ! 蒸気機関車
池口英司(いけぐちえいじ)
1956年、東京生まれ。交通系ライター、ブロガー、カメラマン。
日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立。
おもな著書に『まるわかり鉄道用語の基礎知識850』(イカロス出版)、
『鉄道時計ものがたり―いつの時代も鉄道員の“相棒”』(交通新聞社新書)、
『忘れじの温泉電車』(DJ鉄ぶらブックス)ほか雑誌への寄稿は多数。
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