昭和40年代の首都圏、スマートな特急電車に混じって、まだ蒸機機関車の姿も見られた混沌とした時代。
結果的にその時代を切り取ることになったレイルファン目線の写真とエッセイにより、当時を回想できる書籍です。
現在の同じ場所に赴いて過去を思い起こす事ができるかも知れません。
序章 ちょっとマセた鉄道少年だった
■国鉄下河原線
■錦糸町で見たモノ
■九州ブルートレイン
■田町駅のホーム
■立川機関区
第1章 上野駅に一日過ごす
■その頃の上野口の顔
■EF57
■上野の蒸気機関車
■独特なスタイルの気動車特急
■イカした貫通型デザインのキハ82
第2章 埼玉方面の蒸気機関車
■大宮機関区の日常
■さよなら大宮のキューロク
■大宮途上の車窓から
■川越線荒川橋梁付近
■八高線金子坂
第3章 神奈川県の山間部と海沿いで
■在りし日の御殿場線
■さよならの1週間
■高島線のD51形
■鶴見線沿線
■保土ケ谷
第4章 両国から千葉方面へ
■手頃な汽車撮り
■仲間と連れ立って両国へ
■新小岩機関区回想
■思わず写した1枚
■さよなら新小岩のSL旅客列車
■都区内最後の蒸機列車
■千葉方面に向かう電車
第5章 いろいろな出来事
■EF10 40と米軍タンク車
■あの頃の券売機
■反戦運動
第6章 渋谷と新宿の路面電車
■渋谷駅界隈の玉電
■砧線 中耕地界隈
■さよなら玉電
■新宿の都電
■新宿ゴールデン街
■都電大久保車庫
第7章 東京駅
■憬れの寝台特急
■赤帽さん
■赤レンガの駅舎
山口雅人(やまぐちまさと)
1955(昭和30)年東京生まれ。蕎麦屋の四代目として実家を継ぐ。
その後、鉄道模型メーカー、映像制作会社カメラマン、外資系補聴器メーカーの社員などを経たのち、古物商となる。
現在は古いビジュアル的な鉄道資料を、広告代理店や出版社に提供をしている。
また、鉄道雑誌の巻頭や、グラフページ、連載・コラム等を執筆している。
おもな著書に『東京でぃ~ぷ鉄道写真散歩』(交通新聞社)、『国鉄末期の首都圏鉄道模様』『東京1980’s』(イカロス出版)、
『鉄道少年の頃』(光村印刷)、『東京駅歴史探検』『中央線オレンジ色の電車今昔50年』(JTBパブリッシング、共著)、『新幹線知られざる開発史』(双葉社、共著)ほか多数。
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