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今さら聞けない鉄道の基礎知識

貨物列車図でわかる歴史、種類、構造、仕組み

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価格 2,200円(税込)
発売日 2024.04.02
制作 著者:植松 昌
サイズ/判型 A5判
ISBN 978-4-330-01324-4

貨物列車の基礎知識 NFT付録など、電子コンテンツも充実させました

本書は、貨物列車の全体像を体系的にカテゴライズし、各解説をできるだけ平易にし、リアルな図や写真も必要に応じて掲載して、中学生や高校生でも分かるようにしています。そもそも「貨物列車とは?」という大前提に始まり、しくみや歴史、種類、構造までを要点よくまとめました。これ一冊で、貨物列車の基礎知識を得ることができます。また、掲載写真を用いたスマホ用壁紙をご用意。どなたでもダウンロードしていただけます。
さらに、全冊、ご購入者だけが楽しめるNFT付録もつけました。こちらは、紙版には掲載していない特別コンテンツをまとめています。「交通新聞社秘蔵写真でたどる戦後の汐留貨物駅」で、鉄道開通から平成時代まで、日本の貨物列車の実態を秘蔵写真で追っていきます。なお、このNFT付録を取得するためのIDカードを全冊に封入しています。カード式で、コレクションアイテムとしてもお使いいただけます。
1冊の本で2倍3倍にも使い方が広がる知識本です。

《収録内容》 

目次
はじめに

第1章 貨物列車の基礎知識
1-1 貨物列車とは
1-2 貨物鉄道輸送とほかの貨物輸送手段
1-3 貨物鉄道輸送の特徴
1-4 貨物列車を見るには
1-5 貨物鉄道輸送の輸送方法とおもな積荷
1-6 貨物列車の列車種別と列車番号
1-7 貨物列車の時刻表と列車ダイヤ
1-8 少量のモノを運ぶ荷物輸送と小口貨物輸送
【コラム】私有貨車と私有コンテナ

第2章 貨物列車のしくみ
2-1 車扱列車による車扱輸送
2-2 コンテナ列車によるコンテナ輸送
2-3 貨物取扱駅とコンテナ取扱所
2-4 貨車集結輸送方式による貨物列車
2-5 操車場のはたらき
2-6 貨物輸送を支える「通運」
2-7 貨物列車の長さと編成内容
2-8 貨車車票とコンテナ荷票
2-9 貨物列車の情報システム
【コラム】貨物鉄道博物館と物流博物館

第3章 貨物列車の歴史
3-1 明治期の貨物列車と貨物輸送
3-2 大正期の貨物列車と貨物輸送
3-3 戦前期の貨物列車と貨物輸送
3-4 戦中・戦後復興期の貨物列車と貨物輸送
3-5 貨物輸送の近代化と貨物列車
3-6 貨物輸送の質的改善と貨物列車
3-7 貨物輸送の大変革と貨物列車
3-8 JR貨物への移行と貨物列車
3-9 150年を迎えた貨物列車と貨物輸送
【コラム】貨物鉄道博物館と物流博物館

第4章 貨物電車と貨物用機関車
4-1 貨物電車
4-2 貨物列車用直流電気機関車
4-3 貨物列車用交流・交直両用電気機関車
4-4 貨物列車用ディーゼル機関車
【コラム】ディーゼル貨車

第5章 貨車の種類
5-1 貨車の種類と形式記号・番号
5-2 貨車の塗色と標記
5-3 有蓋貨車
5-4 タンク貨車
5-5 無蓋貨車
5-6 コンテナ貨車
5-7 ホッパ貨車
5-8 事業用貨車
5-9 新幹線貨車
【コラム】豚積車は なぜ「ウ」なのか

第6章 貨車の構造
6-1 有蓋貨車の車体構造
6-2 タンク貨車の車体構造
6-3 無蓋貨車の車体構造
6-4 コンテナ貨車の構造と緊締装置
6-5 ホッパ貨車の車体構造
6-6 2軸・3軸貨車の走り装置とばね装置 
6-7 ボギー貨車用台車
6-8 連結器装置と台枠構造
6-9 自動空気ブレーキ装置
6-10 基礎ブレーキ装置と補助ブレーキ装置
【コラム】貨車の検査

第7章 コンテナの種類
7-1 コンテナの種類と形式記号・番号
7-2 コンテナの塗色と標記
7-3 有蓋コンテナ
7-4 冷蔵コンテナ
7-5 冷凍コンテナ
7-6 通風コンテナ
7-7 無蓋コンテナ
7-8 タンクコンテナ
7-9 ホッパコンテナ・活魚コンテナ・電源コンテナ
7-10 事業用コンテナと国際海上・ISO規格コンテナ

参考文献と出典
おもな参考文献
貨物列車用語の索引
奥付

《NFT版付録》 交通新聞社秘蔵写真でたどる 戦後の汐留貨物駅
高度経済成長期へ
構内 1958(昭和33)年3月
転轍取扱所 1958(昭和33)年3月16日
汐留駅全景 1958(昭和33)年4月
5トンガントリークレーンと10トンジブクレーン 1959(昭和34)年3月
5トンコンテナ展示会 1959(昭和34)年4月8日
たから 出発式 1959(昭和34)年11月5日
無蓋車と貨物 1963(昭和38)年12月2日
鉄道公安職員 夜のパトロール 1964(昭和39)年11月10日

減少と再編の時代へ
自動仕分装置 1968(昭和43)年6月5日
年末輸送寸景 1968(昭和43)年12月13日
東海道フレートライナー出発式 1969(昭和44)年4月25日
パレット輸送 1971(昭和46)年3月16日
汐留駅大時計の保守作業 1971(昭和46)年6月9日
鉄道開業100周年記念列車 1972(昭和47)年10月14日

アイデアと終焉の列車たち
東京鉄道郵便局汐留分室 1975(昭和50)年5月29日
年末輸送 1977(昭和52)年12月13日
混載特急スワロー号 初列車出発式 1978(昭和53)年10月2日
新聞輸送 1983(昭和58)年4月15日
海底トンネル号 1984(昭和59)年8月22日
カートレイン 1985(昭和60)年7月18日
最後の郵便列車 1986(昭和61)年9月26日
汐留駅廃止間近の寸景 1986(昭和61)年10月25日 
最後の貨物列車 汐留最終列車 1986(昭和61)年10月31日
橋本運輸大臣がJRの門出を祝い、汽笛 1987(昭和62)年4月1日

鉄道の記憶を秘めて、再生へ
汐留貨物駅跡地 1989(平成元)年12月21日
明治の鉄道遺構が出土 1992(平成4)年10月9日
新橋停車場が復元 2003(平成15)年6月26日

汐留駅略年表

著者紹介

植松 昌 うえまつ まさし
1959年東京生まれ。東京理科大学工学部機械工学科卒。中学時代から鉄道を趣味としていたが、大学入学を機に貨車研究を始め、私有貨車を中心に研究を重ねる。最近は貨物鉄道輸送やコンテナにも視野を広げている。『日本の貨車 -技術発達史-』、『車を運ぶ貨車』、『あの日から30年 59-2ダイヤ改正 国鉄貨物列車大変革期』、『貨物列車の世界』、『新しい貨物列車の世界』、『増補版 よみがえる貨物列車』などの共同執筆、監修に携わる。

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