世界一正確といわれる日本の鉄道の定時運行。そこで重要な役割を果たしたのが「鉄道時計」と呼ばれ、鉄道員のかたわらで時を刻み続けた小さな懐中時計である。その歩みを、日本人の時間感覚の歴史とともにたどる。
第一章 鉄道の歴史とともに鉄道時計の歴史が始まった
第二章 国産鉄道時計の歩み
第三章 クォーツの登場と鉄道の近代化
第四章 鉄道時計と鉄道マンの誇り
第五章 アナログからデジタルへの変遷の中で
第六章 世界一の日本の鉄道。―そこに受け継いでほしいもの
池口 英司(いけぐちえいじ)
1956年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。出版社勤務を経て、フリーランスの鉄道ジャーナリスト兼カメラマン。鉄道模型や旅行についても執筆。著書に『国鉄のスピード史』(イカロス出版)、『まるわかり鉄道用語の基礎知識850』(同)などがある。
石丸 かずみ(いしまるかずみ)
1965年千葉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスの執筆業。共著に『株&ファンドでお金を10倍にする本』(日本文芸社)、『外貨&外国株でお金を大きく増やす』(同)など。ビジネス・経済を中心に幅広く執筆活動を展開。
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