大正6年1月、羽田町・穴森に日本飛行学校が開校し、ここに羽田と航空機との歴史が刻みはじめられた。
以来1世紀、昭和6年の東京飛行場の開港を経て、羽田空港は「首都・東京の空港」として発展を遂げ、日本の航空史に重要な役割を果たしてきた。
本書は、長年にわたって羽田空港の記録写真を撮り続け、『羽田開港50年』誌などの制作にも携わった著者が、同誌などを基に綴る羽田空港のあゆみ。当時の貴重な写真やさまざまなエピソードを交え、羽田空港の知られざる一面も紹介する。
空港長や機長、整備士など、羽田空港ゆかりの人たちの「思い出の記」も収録。
第1部 秘蔵写真で見る羽田空港のあゆみ【前編】戦前・戦後の開港と東京オリンピック
第2部 秘蔵写真で見る羽田空港のあゆみ【後編】写真家が捉えた沖合展開と第2の国際空港化
第3部 羽田空港ゆかりの人たちが語る それぞれの羽田、それぞれの思い出。
第4部 写真図鑑 羽田の空を舞った飛行機たち
近藤 晃(こんどうあきら)
スタジオ助手、外国写真通信社勤務を経て、昭和40年、フリーランスの写真家に。
昭和50年頃から羽田空港などの撮影を始め、昭和56年、『羽田開港50年』誌と写真展。
昭和63年、『エアポート羽田春夏秋冬』と題した個展をキヤノンサロンで開催。
平成2年、キヤノン航空写真コンテスト審査委員、東京空港事務所『即位の礼記録写真集』を制作。
平成12年、キヤノンEOS学園講師。平成13年、キヤノン航空写真愛好会顧問、キヤノンフォトクラブ写真講師。
平成16年、日本航空協会50年記念写真コンテスト審査委員。日本写真家協会会員、航空ジャーナリスト協会会員。
詳しい購入方法は、各ショップのサイトにてご確認ください。