鉄道とは切っても切れない存在にある「音」の、奥深さや楽しさについて幅広くまとめた1冊です。ひと口に“鉄道の音”といっても、走行音や、車内アナウンス、駅の自動放送やメロディ、踏切の警報音など、その種類は多岐にわたります。前半では、鉄道の音についての分類や、具体的な全国の音鉄スポットを紹介し、後半では、音を「聴く」、「集める」、「つくる」エキスパートへの対談・インタビューを掲載。巻末資料として、全国の“聴いてみたい駅メロディリスト”も収録しています。
第1章 「鉄道音」の世界へようこそ
第2章 音鉄趣味の分類学
第3章 訪れてみたい全国の音鉄スポット
第4章 音鉄趣味を200%楽しむために
第5章 音鉄体験のススメ
~特別対談 米屋こうじさん~
第6章 文化に根ざしたご当地メロディの世界
~特別インタビュー「ご当地駅メロディー資料館」管理人~
第7章 「音」を創る魅力
~特別インタビュー 向谷実さん~
巻末資料
片倉佳史
武蔵野大学客員教授。台湾在住作家。1969年生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社勤務を経て台湾と関わる。台湾に残る日本統治時代の遺構を探し歩き、地理・歴史、原住民族の風俗・文化、グルメなどのジャンルで執筆と撮影を続けるほか、録音機材を手に、耳で楽しむ鉄道趣味を広める活動も。著書に「台湾鉄路と日本人 線路に刻まれた日本の軌跡」「台湾に残る日本鉄道遺産」(交通新聞社新書013・040)。「音鉄 -耳で楽しむ鉄道の世界-」(ワニブックス)、『台湾のトリセツ~地図で読み解く初耳秘話』(昭文社)など。
詳しい購入方法は、各ショップのサイトにてご確認ください。