ひとことに「駅そば」といっても、店によって味も違えば、個性もある。訪ねた店は、3000軒以上、「駅そば研究の第一人者」がその魅力に迫るとともに、より深く乗り物とそばの関係を考察すべく、バスターミナル、空港、フェリーターミナルを訪問。それぞれに「BTそば」「空そば」「海そば」と命名し、「旅そば」という新境地を開いた。北海道から沖縄まで、実績に裏付けされためくるめくそばの世界。読むほどにそばが恋しくなり、気が付けば、そばのだしの香りを感じ、ページを閉じて本を置いた瞬間、そば店へ直行したくなる一冊だ。
第1章 駅そば
やっぱり駅そば愛が止まらない
第2章 BTそば
郷愁を誘うバスターミナルのそば
第3章 空そば
空港のそばは、早めに到着してゆったりのんびり
第4章 海そば
フェリーターミナルのそばは、短時間でも「開いててよかった」
鈴木 弘毅(すずき ひろき)
1973年、埼玉県生まれ。中央大学卒業後。学生時代に旅の魅力に目覚め、旅から派生する、駅そば、道の駅、日帰り温泉、酒場などを探求し、独自の旅スタイルを提唱する「旅のスピンオフライター」として活躍中。とくに駅そばへの愛は果てることなく、時間さえあれば駅そばを目指し、鉄道・徒歩で“はしごそば”をする日々を過ごす。「駅そば研究の第一人者」ともいわれる。著書に『ご当地「駅そば」劇場』『鉄道旅で「道の駅“ご当地麺”」』『全国「駅ラーメン」探訪』(交通新聞社)、『“駅酒場”探訪』(イカロス出版)など多数。
詳しい購入方法は、各ショップのサイトにてご確認ください。