もうとっくに引退していた……と思っていたら、
富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、一畑電車ほか全国各地で、
小田急、東急、西武などのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送っている。
こうした元大手民鉄で走っていた電車はどうやって譲渡されているのか?
人気の車両は? 維持のための苦労は?……。
“再就職”先となった地方の民鉄と、健気に走り続ける「名車」たちの今を紹介。
第1章 鉄道車両の「第一の人生」が終わるとき
第2章 「第二の人生」への旅立ち
第3章 「第二の人生」電車が活躍する鉄道会社
第4章 波瀾万丈な車両列伝
第5章 「第二の人生」を送る電車たちのいま
梅原 淳(うめはら・じゅん)
1965(昭和40)年生まれ。三井銀行(現在の三井住友銀行)、月刊『鉄道ファン』編集部などを経て、
2000年に鉄道ジャーナリストとして独立。
『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『日本の鉄道の歴史 全3巻』(ゆまに書房)、
『定刻運行を支える技術』(秀和システム)をはじめ、多数の著書がある。
講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等へのコメント活動も行う。
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