鉄道が運ぶ対象はヒトだけではありません。牛や馬、獲れたての魚、お金、新聞、手紙、美術品、自動車など、ありとあらゆるものを日本の鉄道は運んできました。そこにはさまざまな知恵と工夫が。
「運んできたモノ」を通して日本の鉄道の素晴らしさを再発見できる一冊です。
第1章 似て非なるもの=荷物・貨物輸送
第2章 複雑怪奇な輸送の仕組み
第3章 一筋縄ではいかない動物輸送
第4章 変わった貨車と特大・長物輸送
第5章 鉄道は文化も運んだ
第6章 貴重品輸送は気をつかう
第7章 鉄道と不可分だった郵便輸送
第8章 異常時に発揮される鉄道の底力
和田 洋(わだ ひろし)
1950年生まれ。神奈川県藤沢市で東海道本線の優等列車を見ながら育つ。
1974年東京大学文学部卒。新聞社勤務を経て現在は会社役員。
子供のころから鉄道車両、特に客車を愛好し、鉄道友の会客車気動車研究会会員。
著書に『「阿房列車」の時代と鉄道』『客車の迷宮』(交通新聞社)など。
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