1872 年に新橋~横浜間で日本初の鉄道が開業してから150 年。SLの機関士・機関助士による運転から自動運転、無人運転へと大きく変貌を遂げてきた鉄道運転を、運転士の経験がある西上いつき氏が解説。現役SL機関士、元JR東日本運転士との対談、JR九州の自動運転プロジェクトリーダー、元東京大学大学院特任教授にして海外の自動運転にも精通したオーソリティーへのインタビューなども通じ、改めて問う、自動運転の時代に運転士は必要なのか?
第1章 黎明期の鉄道運転
第2章 現在の鉄道運転
第3章 自動運転時代を迎えて
第4章 自動運転の今後と課題
対談1 大井川鐵道機関士/残しておきたい蒸気機関車の運転のリアル
対談2 元JR東日本運転士/電車の運転士が語る運転現場の臨場感
実録 現役復帰へ! 銚子電鉄・運転士への道
Interview 1 JR九州 鉄道事業本部 安全創造部 自動運転プロジェクト課長代理 青柳孝彦/JR九州の自動運転はなにがすごいのか
Interview 2 元東京大学大学院特任教授 水間 毅/日本の自動運転はどこへ向かっていくのか
西上いつき(にしうえいつき)
大阪府出身。関西大学商学部卒業後、名古屋鉄道株式会社に入社。運転士・指令員などを経験したのち退社。その後、シンガポールの外資系企業を経て帰国後にIY Railroad Consultingを設立。著書に『電車を運転する技術』(SBクリエイティブ)。東京交通短期大学非常勤講師。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。鉄道系YouTuberとして「鉄道ゼミ」を運営。地域おこし協力隊(銚子電鉄)。
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