絵を見る、お話を作る、さがし絵をするなど、自由に楽しむ。
見ているだけで、どんどん想像力が膨らんでいく。
この絵本には家を出て、飛行場に行き、飛行機に乗って目的地に着くまでを描いています。文章はありません。そのため隙間なく描かれた絵にはたくさんの人が登場するので、
「あ、この人ママみたい」、「あれ、これ僕っぽくない?」など
誰かに似た人がきっと見つかるのではないでしょうか。
文章のない絵本はどう読み聞かせたらいいのか、難しいと感じる方もいるかもしれません。
でも子どもたちは絵本を見ながら「この人は何をしているのかな?」「この人はこんなことしゃべっているんじゃない?」など、自由に見たもの、思いついたこと、考えたことを話しかけてくるはずです。
その様子を見ながら質問に答えたり、「この人さっきもいたね」と気づいたことを言ってみたり、「飛行場の屋上からはたくさんの飛行機が見えるよ」など経験談を話したりと、無理のない範囲でコミュニケーションをして、一緒に想像力で世界を広げ、自分たちの物語を楽しんでください。
また最終ページには、本文に登場する、はたらく人や乗り物を紹介しています。どこにその人や乗り物が登場するか、さがし絵にもチャレンジしてください。
【読者の声】
この人どこ行くの?とか、いろいろな質問をしてきます。(看護師/2・4・7歳の母)
絵本を見ながら子ども達との会話が弾みます。(ドイツ在住日本語講師)
何歳になっても飛行機に乗る時のワクワクする気持ちを、絵を見ているだけで感じる。(会社役員)
本の端から端まで見て、見つけたもの教えてくれます。(中学教師/4・6歳の父)
空へあがる胸の高鳴りをそこはかとなく感じる。(旅行作家)
ほっとする絵だから何回も見て、いろいろなお話を作りたい。(会社員/5歳の母)
飛行場って、こんなにたくさんの人と車が働いているんだ(元幼稚園園長)
大人でも見ていると楽しくなるから、プレゼントに使いたい。(茶道師範)
私、この絵が好き。出てくるこの人、どんな人かなって考えちゃう。(16歳女子)
飛行機での旅のワクワクするポイントが散りばめられています。(航空会社勤務)
孫が来たら、みんなで一緒に見て、いろんなものを探したい。(75歳/3・6歳祖父)
【おすすめ:3歳~】
竹永 絵里/たけなが えり
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。F-SCHOOL OF ILLUSTRATION、山田博之イラストレーション講座受講。広告や書籍、雑貨などさまざまな媒体で活動中。著書に『はじめての行事えほん』(パイ インターナショナル)、「わくわく発見!」シリーズ(河出書房新社)など。2020年、夫のUターンに伴い東京から山形へ移住。ゆったりとした喋り方には、どこか山形言葉が漂い、絵と同じやさしさを感じる。
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