列車の発着時に流れるメロディは日本独自の文化である。それが多彩になった現在、その駅、その街ならでのエピソードや人間模様が、曲の背景に潜んでいるのである。多くの関係者にインタビューし、著者自らの足で紡ぎあげた人と町の物語は、地域活性化のヒントでもある。
第1章 駅メロのサクセスストーリー
第2章 きっかけは市民提案
第3章 音楽を活用する街おこし
第4章 アーティストが寄り添う「聖地巡礼」
第5章 「何の変哲もない街」の地域おこし大作戦
第6章 ご当地ソングに夢を託す
藤澤志穂子(ふじさわ しほこ)
元全国紙経済記者。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻中退。米コロンビア・ビジネススクール客員研究員、放送大学非常勤講師(メディア論)、秋田テレビ(フジテレビ系)コメンテーターなどを歴任。近著に『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』(世界文化社、2020)、『学習院女子と皇室』(新潮新書、2023)
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