AI技術などの急速な発達とともに、公共交通の自動運転技術が本格的になってきました。本書は、最近よく聞く自動運転について、その歴史からしくみ、技術の基本的知識に加え、自動運転がこれから本格的に普及するにつれ、避けて通れない倫理の点まで、要点をまとめて幅広く解説します。また、自動運転の技術は鉄道や自動車などが平行して研究が続けられていますが、共通している技術と異なっている技術を整理した項目立てで、自動運転の全体像を把握しやすい構成にしています。
NFT付録は、記憶しておきたい、変わり種の自動運転車両。最新の乗り物かと思いきや、自動運転の車両にもいろいろありました。。
目次
はじめに
第1章 自動運転とはなんだろう?
1-1 ▶ 自動運転って、なに? 身の回りの自動運転?
1-2-1▶ 自動運転がなぜ必要か? ❶運転手不足
1-2-2▶ 自動運転がなぜ必要か? ❷交通網
1-2-3▶ 自動運転がなぜ必要か? ❸安全性
1-2-4▶ 自動運転がなぜ必要か? ❹環境
1-2-5▶ 自動運転がなぜ必要か? ❺地域活性化
1-3 ▶ 空の自動運転
1-4 ▶ 海の自動運転
1-5 ▶ 自動運転とLiDAR
1-6 ▶ 自動運転とヒューマンエラー
1-7 ▶ AIと自動運転
探究テーマ 考えてみよう 人と機械の関わり方
第2章 鉄道の自動運転
2-1-1▶ 鉄道の自動運転とは 歴史❶ 最初の一歩
2-1-2▶ 鉄道の自動運転とは 歴史❷ 普及した自動化機能
2-1-3▶ 鉄道の自動運転とは 歴史❸ 最新の自動化
2-2-1▶ 鉄道の乗務形態による分類(自動化のレベル)
探究テーマ・考えてみよう 鉄道のあり方
2-2-2▶ GoA2.5における乗務員の行為 ❶GoA2.5でできること
2-2-3▶ GoA2.5における乗務員の行為 ❷係員のタスク
2-2-4▶ GoA3における乗務員の行為・タスク
2-2-5▶ GoA4における乗務員の行為 GoA4でできること
2-2-6▶ GoA4 安全性
2-2-7▶ GoA3・GoA4と受容可能なリスク
2-2-8▶ GoA3・GoA4におけるインフラ整備 ❶立入り・自然災害防止
2-2-9▶ GoA3・GoA4におけるインフラ整備 ❷カメラ・センサー
探究テーマ・考えてみよう インフラのあり方 コミュニティづくりも沿線価値に
第3章 自動車の自動運転
3-1-1▶ 自動車の自動運転とは 歴史❶ 基礎的な自動化
3-1-2▶ 自動車の自動運転とは 歴史❷ 運転支援システムの発展
3-1-3▶ 自動車の自動運転とは 歴史❸ 無人化への試み
探究テーマ・考えてみよう 自動車のあり方
3-2-1▶ 自動運転技術による分類(SAE自動化のレベル)
3-2-2▶ Lv.1における運転手の行為 どこが自動化されるか?
3-2-3▶ Lv.2における運転手の行為 縦と横のサポートの意味
3-2-4▶ Lv.3における運転手の行為 ❶どこが自動化されるのか
3-2-5▶ Lv.3における運転手の行為 ❷セカンドタスクとして何ができるか
3-2-6▶ Lv.4における乗務員の行為 保安業務と日常的業務
3-2-7▶ Lv.4における遠隔監視員の行為 ❶監視ってなんだろう?
3-2-8▶ Lv.4における遠隔監視員の行為 ❷1号方式~モニター室から監視
3-2-9▶ Lv.4における遠隔監視員の行為 ❸2号方式~乗車して監視
3-2-10▶ Lv.4における事業者の行為
3-3-1▶ Lv.4におけるインフラ整備・路車間協調❶ 〜V2I インフラとの連携〜
3-3-2▶ Lv.4におけるインフラ整備・路車間協調❷ 〜V2V 車両との連携〜
3-3-3▶ Lv.4におけるインフラ整備・路車間協調❸ 〜V2X すべての連携〜
探究テーマ・考えてみよう インフラのあり方
第4章 鉄道と自動車の関係 自動運転の異同
4-1-1▶ 閉鎖空間における安全性 ❶鉄道編
4-1-2▶ 閉鎖空間における安全性 ❷自動運転車編
探究テーマ・考えてみよう 閉鎖空間のあり方
4-2-1▶ 専用道における人の侵入の取扱い ❶鉄道編
4-2-2▶ 専用道における人の侵入の取扱い ❷自動運転車編
探究テーマ・考えてみよう 探究テーマ・考えてみよう 移動のあり方‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 104
4-3-1▶ 遠隔監視の義務・責任 ❶鉄道編 運転操作介入なしの場合
4-3-2▶ 遠隔監視の義務・責任 ❷鉄道編 運転操作介入ありの場合
4-3-3▶ 遠隔監視の義務・責任 ❸自動運転車編 操作介入なしの場合
4-3-4▶ 遠隔監視の義務・責任 ❹自動運転車編 操作介入ありの場合
探究テーマ・考えてみよう 遠隔監視のあり方
4-4-1▶ 信号協調と連携 鉄道:ATACS、CARAT
4-4-2▶ 信号協調と連携 自動車:信号情報V2I
探究テーマ・考えてみよう 信号のあり方
4-5-1▶ 倫理的課題 ❶ジレンマ問題(鉄道編)
4-5-2▶ 倫理的課題 ❷ジレンマ問題(自動運転車編)
探究テーマ・考えてみよう 倫理のあり方
4-6-1▶ 社会的受容性 ❶自動化は「冷たい」のか?
4-6-2▶ 社会的受容性 ❷受け容れる主体はだれか?
4-6-3▶ 社会的受容性 ❸自動運転車にどこまで求めていいのか?
探究テーマ・考えてみよう 社会的受容性のあり方
第5章 未来の自動運転
5-1 ▶ 未来の鉄道の自動運転
5-2 ▶ 未来の自動車の自動運転
5-3 ▶ 未来の交通社会
探究テーマ・考えてみよう 未来の公共交通のあり方
3Dプリンターで作られた車両
幻の自動運転タクシー
中国製の自動運転車両
非常停止ボタンが押された! この時の自動運転バスは?
出来立てホヤホヤ ”無地”の車両
自動運転バスが走る近未来?
拝見! エストニア製の自動運転バス
超レア!3種の自動運転バスが勢ぞろい!
屋根から見たフランス製の自動運転バス
樋笠 尭士(ひかさ たかし)
1987年生まれ。多摩大学経営情報学部准教授。上智大学法学部法律学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士後期課程終了、博士(法学)。ヴュルツブルク大学法学部ロボット法研究所外国研究員、法務省法務総合研究所委託研究員、名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所特任助教を経て2021年より現職。自動運転倫理ガイドライン研究会代表も務める。ISO/TC241専門委員会委員等を務め、ISO/TC241 WG6では日本代表として活躍し、自動運転の倫理に関する国際指針ISO39003の策定に貢献。科学技術振興機構(JST)の「混在交通の占有・優先度についてのELSIの実践的整理と対応方策の創出」研究プロジェクトの代表を務める。近著『自動運転レベル4: どうしたら社会に受け入れられるか』学芸出版社(2023年)は、第49回「交通図書賞(技術部門)」(公益財団法人交通協力会)を受賞。
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