特徴のない東京の駅弁を変える! 地方の名産を盛り込み、旅情たっぷりに仕立てるのが一般的な駅弁のイメージだが、東京の場合はどうなのか?
本書は「冷めてもおいしい」という料理の異色ジャンルに足を踏み入れた一料理人の苦悩、試行錯誤、挑戦と、東京発の大ヒット駅弁を次々と生み出したプロセスを追うヒューマン・ドキュメント。
序 章 低迷 料亭の料理人が「駅弁」の世界へ
第1章 助走 「高くてまずい駅弁」を変える
第2章 始動 「冷めてもおいしいご飯」を追求
第3章 転機 2000円台のプロデュース弁当に挑戦
第4章 力強い一歩 東京名物の駅弁を作りたい
第5章 さらなる高みへ 日本の美味を集めた究極の駅弁
第6章 既成概念を破る 一人で始めたもうひとつの革命
第7章 航海は続く 未来へと続く「駅弁革命」
小林 祐一(こばやしゆういち)
東京都生まれ。(有)小林編集事務所代表。歴史紀行、文化財探訪などのジャンルを中心に取材・執筆・講演を行なう。近年の著書に『京都歴史探訪ウォーキング』『四国八十八ヶ所札所めぐりルートガイド』『秩父三十四ヶ所札所めぐりルートガイド』『もっと知りたい!江戸・東京歴史探訪ウォーキング』『日本名城紀行』『東京古寺探訪』など。法政大学エクステンションカレッジ講師、ほか、複数のカルチャースクール、旅行会社などで「旅と歴史」関連の講師を務める。
小林 裕子(こばやしひろこ)
新潟県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社等で飲食店業界の専門誌の編集、健康情報誌の編集を経験し、フリーランスのライター・エディターに。現在、(有)小林編集事務所を主宰し、「人と仕事」「転職」「資格」「中高年世代のセカンドライフ」「福祉」といったジャンルを中心に編集・取材・執筆活動を行なっている。
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