鉄道への高い関心から鉄道会社への入社を決意し、専門性の高い車両検修部門から営業関係まで40年にわたって勤務した筆者は、現在「東武博物館」名誉館長として東武鉄道を支えている。
さまざまな葛藤や苦労を抱えつつも業務で成果を挙げ、自らの趣味も充実させてきた筆者の波瀾万丈の「鉄道人生」を振りかえるとともに、高度経済成長期以降の東武鉄道を中心とした鉄道車両の変遷を紹介する。
はじめに
第1章 列車旅の楽しみを知る~非日常の鉄道との出会い~
第2章 東武電車とのかかわり事始め
第3章 鉄道への興味の広がり
第4章 遂に東武鉄道に就職
第5章 高度経済成長とともに進歩を続けた東武電車
第6章 東武電車の車両更新
第7章 車両関係の仕事から営業関係、博物館へ
第8章 プライベートの鉄道気まぐれ旅
おわりに
花上 嘉成(はなうえ よしなり)
1940(昭和15)年東京都生まれ。東武鉄道入社後は西新井工場に配属され、のちに運転車両部工場課課員、館林検修区助役、春日部検修区助役、七光台検修区長などを歴任。
1989(平成元)年以降は大宮駅長、営業部旅客サービス課課長補佐、北千住駅長、浅草駅長を歴任し、1997(平成9)年10月に東武博物館事務局長に就任。2000(平成12)年に東武鉄道を退職。現在は東武博物館名誉館長。
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