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地元の話?

131 中央本線、全線開通!誘致攻防・難関工事で拓いた、東京~名古屋間

  • 電子書籍あり
価格 880円(税込)
発売日 2019.02.15
制作 中村 建治
サイズ/判型 新書判
ISBN 978-4-330-94619-1

本州中央を貫く鉄道誕生史

1889年、中央線の前身である「甲武鉄道」が、新宿~立川間で開業。
それから22年後、本州中央部を抜け東京(飯田町)~名古屋間をつなぐ、中央本線が開業した。全通に至るまでは、駅や経由ルートで激しい誘致攻防が繰り広げられた。
また、笹子トンネルや川の流れる谷あいを渡る事業など、工事は難関続きであった。
本書は、こうした全線開業に至る紆余曲折を、事実に基づき綴っていく中央本線誕生の史話となる。

●目次

序章 400キロを20時間かけて直通 明治の鉄道技術を駆使して竣工
第1章 中山道敷設は中止して東海道へ ルート未定のままで中央線計画
第2章 中央線の産声は私鉄の甲武鉄道 国有後に延伸し東京駅が起点へ
第3章 起点は八王子と御殿場で競う わが国最長の笹子隧道を掘削
第4章 政治・現金・人脈などを総動員 木曽VS伊那間の誘致闘争に決着
第5章 隧道掘る直通案を迂回案に変更 辰野駅は設置場所や駅名で混乱
第6章 木曽川に日本最長橋梁を架橋 名古屋乗り入れ路線でも波乱
第7章 宮ノ越~木曽福島間で全通 名古屋で盛大に開通祝賀会

著者紹介

中村 建治(なかむら けんじ)
1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒。鉄道史学会会員。著書に『中央線誕生』『地下鉄誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』(以上、交通新聞社新書)、『山手線誕生』『東海道線誕生』の「鉄道誕生シリーズ」、『東京 消えた!全97駅』『東京 消えた!鉄道計画』『消えた! 東京の鉄道310路線』(以上、イカロスMOOK)の「消えた!東京の鉄道シリーズ」など。

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