1964年東京、1972年札幌、1998年長野と、国内で開催された過去3回の大会を機に、鉄道を中心とした交通インフラがどのように整備され、大会期間中にどのような輸送が行なわれたのか。
都市基盤が発展途上にあった当時、現在とは大きく異なるできごとが次々と起きていたのだった。
昭和の東京大会から平成、令和と時代を重ねた今、「あの五輪のときにはこんなことがあったんだ」というエピソードの数々を、当時の貴重な記録を紐解き掘り起こす。
はじめに
• 1964年 東京
• 1972年 札幌
• 1998年 長野
おわりに 2020年 東京
松本 典久(まつもと のりひさ)
1955年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの鉄道ジャーナリストに。
『鉄道ファン』や『旅と鉄道』などへの寄稿、鉄道関連の書籍、ムックの執筆や編著などを行なう。
近著に『時刻表が刻んだあの瞬間―JR30年の軌跡』)(JTBパブリッシング)、『東京の鉄道名所さんぽ100』(成美堂出版)、
『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』(大泉書店)、『昭和の終着駅』シリーズ、
『君も!鉄道マイスター 首都圏』(以上、共著・交通新聞社)、『どう変わったか? 平成の鉄道』(交通新聞社新書)など。
詳しい購入方法は、各ショップのサイトにてご確認ください。