「この車両はなぜあの形とあの色になったの?」「どうしてエスカレーターはあそこにあるの?」毎日見ている鉄道のカタチには、深い意味や課題解決の努力が隠されている! 本書では鉄道の「課題」と「デザイン」の関係を、実例を挙げながらひもとく。鉄道のデザインの裏側を知れば、鉄道がもっと楽しく感じられるはず。
序 章 新幹線の「鼻」はなぜあの形なのか?
第1章 会社を象徴するフラッグシップをつくるとき
第2章 路線や駅は“デザイン”でどう変わるのか?
第3章 なぜ京急の車両は再び赤くなったのか
第4章 鉄道をより安全にするためのデザイン
第5章 鉄道のデザインが人々の暮らし方を変える
伊原 薫(いはら かおる)
1977年大阪府生まれ。京都大学大学院の都市交通政策技術者。2013年より鉄道ライター・カメラマンとして本格的に活動を開始。雑誌や書籍、Webニュースなどで執筆するほか、テレビ出演や講演など幅広く活躍する。著書に『関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか』『そうだったのか!Osaka Metro』(交通新聞社)など。
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