ストリートビューを眺めて見つけた変な地形、先がどうなっているのかわからない行き止まり、細すぎる道……。
そんな気になる場所に能町さんが実際に出かけ、地図の中から「ほじくる」ように実踏レポートしてきた数々のスポットをたっぷり紹介。
普通なら見過ごしてしまいそうな、日常のはざまのヘンテコな風景たちは、どこか愛おしい。未来にのこっていてほしい――。何気なく歩いている道も、能町さんの視点を借りたら新しい発見が見つかるかもしれない。
これはバーチャルとリアルを行き交う、「ほじくり」散歩の入門書なのだ!
(コンテンツより)
旧麻布我善坊町の谷底の路地[東京都港区]
新河岸駅と駅近くの巨大でいびつな建物[埼玉県川越市]
スレスレまで家がある相模川沿いの小道[神奈川県相模原市]
晴海埠頭の選手村建設地[東京都江東区]
高根台団地近くの長すぎる交差点名標識[千葉県船橋市]
交通量の少ない道になぜか立つ信号[東京都文京区]
大久保通りと抜弁天通りをつなぐよれよれの道[東京都新宿区]
鎌倉市のクルリンと巻いた道[神奈川県鎌倉市]
日本最古の幹線道路の立体交差[神奈川県相模原市]
/他、全40編+コラム3編
能町 みね子(のうまち みねこ)
北海道出身、茨城県育ち。コラムを書いたり漫画を描いたり。著書に『雑誌の人格』(文化出版局)、『お家賃ですけど』(東京書籍)、『結婚の奴』(平凡社)、『そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか』(文春文庫)など。
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