“新しい観光”として「産業観光」「街道観光」「都市観光」を提唱する著者が、日本人が持っている「観光」に対するイメージ、
「観光=遊び」という概念を変えるために、観光に関する著作を数多く著してきた。
しかしながら、観光はただの遊びではなく、文化・経済行動であることはなかなか理解してもらえていない。
日本の観光の直接経済効果は総額26.7兆円(平成29年)にも及び、波及効果まで含めると年間約50兆円と推計されている。
この額は日本の自動車産業全部の生産高とほぼ同じである。このことを理解してもらうため、今回の著書は図を多用した。
まずは図を「みる」、そして次に文章を「読む」。分かりやすく理解を深められる一冊となっている。
“はじめに”観光の図解にあたって
本書の構成について
Ⅰ 「観光」とは“何か”
Ⅱ 観光の“あゆみ”
Ⅲ 観光の“かたち”(構造)
Ⅳ 観光のリニューアルへ-“新しい観光”-
Ⅴ 観光を“つくる”
Ⅵ 「観光立国」-広域・国際観光を“めざして”-
Ⅶ “これから”の観光
むすびにかえて(1)高度総合観光システム
むすびにかえて(2)観光国民運動の前進へ
付表
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